○五体俳句530・背9・宮入聖01・2021-05-11(火)
○「背泳ぎで友みんな去る夏の闇」(『千年』1983)(宮入聖01)
○季語(夏の闇・三夏)(「俳句201207」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:夏闇の中へ友が皆去る淋しさ。せめて背泳ぎで顔を見せながら。せめて背泳ぎで夜の雲を見ながら。またいつか会おう。
○宮入聖(みやいりひじり)
○好きな一句「死の迎へ地よりあるべし立葵」02
○季語(立葵・仲夏)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)
【Profile】:1947年長野県出身。父は人間国宝の刀匠宮入行平。学生時代より→飯田龍太の「雲母」に投句。1971年第16回雲母賞佳作。1973年→高柳重信の「俳句研究」第1回50句競作にて佳作第1席。1983年第1回現代俳句協会新人賞受賞。同年、小海四夏夫と共に「冬青社」設立、「季刊俳句」創刊。また「豈」に参加(6号から13号まで)。1990年代前半より俳壇から姿を消している。(ウィキペディアより抜粋引用)
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