俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句532「十津川郷崖むんむんと花卯木」(平野ひろし)

2021-05-24 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句532・オノマトペ71(むんむんと1)・平野ひろし01・2021-05-24(月)
○「十津川郷崖むんむんと花卯木」(平野ひろし01)
○季語(花卯木・初夏)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)※十津川郷(とつかわごう):奈良県吉野郡十津川村【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「卯の花の匂う垣根に~」の「花卯木」。それほど匂いの濃いものでもないという。崖に咲きこぼれる白色の花のまぶしさと、山歩きの薄暑の気温を「むんむん」と表現したか。


平野ひろし(ひらのひろし)
○好きな一句「石塔も朽つるものにて青熊野」02
○季語(青熊野・三夏)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)

【Profile】:1932年茨城県出身。→山口誓子に師事。「天狼」同人。静岡県富士市にて「」主宰。

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