俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句532・嗅覚110・上窪青樹01・2021-05-27(木)
○「若葉冷え牢のにおいの歌舞伎席」(上窪青樹01)
○季語(若葉冷え・初夏)(「俳句界201305」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:「牢のにおい」は、塗り重ねられて重厚な色合いの歌舞伎の桟敷席の木枠からか。あるいは鑑賞している歌舞伎の演目に嗅覚が反応したのか。さらには舞台の背景に若葉色があったか。
○上窪青樹(かみくぼせいじゅ)
○好きな一句「巴旦杏廃家のような居酒屋へ」02
○季語(巴旦杏・仲夏)(「→現代俳句データベース」より引用)※【巴旦杏はたんきょう】:スモモの一品種。
【Profile】:1948年徳島県出身。→高井北杜(「ひまわり」)、→藤田湘子(「鷹」)に師事。1992年「風嶺」俳句会発足。