俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句532「一対の鎖骨のくぼみ聖五月」(近江文代)

2021-05-25 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句532・鎖骨4・近江文代01・2021-05-25(火)
○「一対の鎖骨のくぼみ聖五月」(近江文代01)
○季語(聖五月・仲夏)(「俳句界201605」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(くけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「鎖骨のくぼみ」は俳句ならではの表現方法だ。実は鎖骨は出っ張っている。厳密に言えば「鎖骨が盛り上がっていることによってできる窪んだ部分」である。しかし簡潔なこの表現で100%納得できるのである。


近江文代(おうみふみよ)
○好きな一句「あやめ直立誰からも触れられず」02
○季語(あやめ・仲夏)(引用同上)

【Profile】:1967年埼玉県出身。2009年「野火」入会。2012年野火新人賞受賞。「野火」(→菅野孝夫主宰)同人。

コメント