俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句528「八十八夜桶に泥鰌の片寄りて」(『かもめ』2012)(山中多美子)

2021-05-01 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句528・片寄り(空間)4・山中多美子01・2021-05-01(土)
○「八十八夜桶に泥鰌の片寄りて」(『かもめ』2012)(山中多美子01)
○季語(八十八夜・晩春)(「→閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:泥鰌が何かを察して桶の片側に泥鰌が片寄っている。その方角は「夏も近づく八十八夜」の月が浮かんでいるのだろうか。


山中多美子(やまなかたみこ)
○好きな一句「走り根に道もり上り西行忌」(『かもめ』2012)02
○季語(西行忌・仲春)(引用同上)

【Profile】:1949年愛知県出身。1985年に→宇佐美魚目(1926~2018)に師事。「」「」「円座」同人。

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