俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句499・直喩107ごとく14・上甲平谷01・2020-10-05(月)
○「葡萄吸ふもののあはれを吸ふごとく」(上甲平谷01)
○季語(葡萄・仲秋)(「→川柳が好きだから俳句を読んでいる」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:いつしか季節は「秋めく」から「秋なかば」へ。葡萄一粒を吸うのにも感じてしまう「もののあわれ」。品種は漢字名がしっくりきそうです。
○上甲平谷(じょうこうへいこく)(1892~1986)
○好きな一句「鹿火屋守天の深きに老いんとす」02
○季語(鹿火屋守・三秋)(「作句歳時記・秋(講談社・楠本健吉編著)」より引用)
【Profile】:愛媛県出身。少年時より俳句を志し→村上霽月につき、のち霽月のすすめにより→河東碧梧桐に師事、さらに→松根東洋城の門に入る。 俳誌「渋柿」「あら野」を経て1938年「俳諧藝術」を創刊、のちに「火焔」と改める。書は川村驥山に学ぶ。(「→無量寺応挙芦雪館」より抜粋引用)