俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句502「洞といふ窓ひらく木々十三夜」(『遊刃』2016)(楠戸まさる)

2020-10-29 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句502・直喩109といふ7・楠戸まさる01・2020-10-29(木)
○「洞といふ窓ひらく木々十三夜」(『遊刃』2016)(楠戸まさる01)
○季語(十三夜・晩秋)(「→ふらんす堂」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえけこしすせそちつてとにぬねのふへほみむめも)】

【鑑賞】:「満月」の少し手前、「十三夜」の月明かりの下。森の木々が月に薄く照らされる。しかし、その幹にある洞(ほら)は黒々として深い窓である。


楠戸まさる(くすどまさる)
○好きな一句「日と月を高きに涅槃したまへる」02
○季語(涅槃・仲春)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)

【Profile】:1941年神奈川県南足柄市出身。東京都世田谷区在住。1976年に「」(→鷹羽狩行主宰)の下で俳句をはじめる。「狩座賞」受賞。「狩」同人。「翡翠会」代表。

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