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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句501「二度哭きし秋夕焼を憎みけり」(『綿菅』2004)(太田保子)

2020-10-23 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句501・泣き鳴き俳句1-10(人間)・太田保子01・2020-10-23(金)
○「二度哭きし秋夕焼を憎みけり」(『綿菅』2004)(太田保子01)
○季語(秋夕焼・三秋)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4 →俳人一覧(うえくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:一度ならず二度までも哭かされた夕焼の色。憎らしいほど美しさの極まる秋の夕焼である。特集「泣き鳴き俳句」これにて終了。


太田保子(おおたやすこ)
○好きな一句「一切をふりむかずくる春の濤」(『綿菅』2004)02
○季語(春の濤・三春)

【Profile】:1926年神奈川県横浜市出身。東京都立川市在住。詩人木原孝一(1922~1979)夫人。→平井照敏(1931~2003)に師事。「」同人。

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