俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句501「鬼胡桃皺深くして天乾く」(稲垣暁星子)

2020-10-18 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句501・皺(空間)1・稲垣暁星子01・2020-10-18(日)
○「鬼胡桃皺深くして天乾く」(稲垣暁星子01)
○季語(鬼胡桃・晩秋)(「→現代俳句データベース」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(かきけこせそちつてにぬねのはひへほむめもや~)】

【鑑賞】:鬼ぐるみ。最も固く最も皺深いものの一つであろう。限りなく天が乾くのは胡桃の皺の深さと連動している。


稲垣暁星子(いながきぎょうせいし)
○好きな一句「麦秋の声の届かぬ場所にゐる」02
○季語(麦秋・初夏)(「俳人年鑑2004年版」より引用)

【Profile】:1928年愛知県出身。「環礁」「天佰」を経て春日井市にて「潮騒」代表。

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