俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句501「嶺嶺を回廊にして鷹渡る」(上澤樹實人)

2020-10-22 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句501・直喩108(にして1)・上澤樹實人01・2020-10-22(木)
○「嶺嶺を回廊にして鷹渡る」(上澤樹實人01)
○季語(鷹渡る・三秋)(「→575筆まか勢」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえくけこしすせそちつてとにぬねのふへほみむめも)】

【鑑賞】:「回廊・廻廊」とは宮殿・寺院などで、建物・庭などの周囲をとりまいている長く折れ曲がった廊下、とある。重なり聳える嶺と嶺の間の渓谷は南へ渡る鷹の回廊である。


上澤樹實人(かみさわきみと)
○好きな一句「こみあげてくる名の一人静かな」(「梟」199707)02
○季語(一人静・仲春)

【Profile】:1937年長野県出身。上田市在住。「」(→矢島渚男主宰)同人会長。

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