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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句013・味覚(渋)01・松根東洋城

2010-10-18 00:04:35 | 五感俳句

五感俳句013・味覚(渋)01・松根東洋城

 ○「柿の如きものにては候へど」(松根東洋城01)

○季語(渋柿・晩秋)

【鑑賞】:渋柿などというものですがいかがですか。作者の松根東洋城は「俳句とは何か」の問に対して「渋柿の如きもの」と答えたといわれています。それが彼の主宰誌の名前になりました。

 

松根東洋城(まつねとうようじょう)(1878~1964)

○好きな一句「黛を濃うせよ草は芳しき」02

○季語(草芳し・三春)

【Profile】:東京築地生まれ。一高時代に→夏目漱石に師事。「ホトトギス」に参加。1915年「渋柿」を創刊主宰。1916年以降「ホトトギス」と絶縁。1952年、主宰を→野村喜舟に譲って引退。生涯句集を刊行せず。

松根東洋城掲載句

03絶壁に眉つけて飲む清水かな(清水・三夏)〈五体42・眉1〉2011/5/24

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