俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句013・味覚(渋)01・松根東洋城
○「渋柿の如きものにては候へど」(松根東洋城01)
○季語(渋柿・晩秋)
【鑑賞】:渋柿などというものですがいかがですか。作者の松根東洋城は「俳句とは何か」の問に対して「渋柿の如きもの」と答えたといわれています。それが彼の主宰誌の名前になりました。
○松根東洋城(まつねとうようじょう)(1878~1964)
○好きな一句「黛を濃うせよ草は芳しき」02
○季語(草芳し・三春)
【Profile】:東京築地生まれ。一高時代に→夏目漱石に師事。「ホトトギス」に参加。1915年「渋柿」を創刊主宰。1916年以降「ホトトギス」と絶縁。1952年、主宰を→野村喜舟に譲って引退。生涯句集を刊行せず。
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松根東洋城掲載句
03絶壁に眉つけて飲む清水かな(清水・三夏)〈五体42・眉1〉2011/5/24