俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句0332・質感=軽06・陽美保子01・2017-05-22(月)
○「麦刈つて夕風かるくなりにけり」(陽美保子01)
○季語(麦刈・夏) 「むぎかつてゆうかぜかるくなりにけり」(→「かわうそ亭」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:麦の穂がすっかりなくなった畑を地づら風がかるがると抜けていきます。夕方の麦刈りの仕事の終えた達成感です。
○陽美保子(ようみほこ)
○好きな一句「人ごゑのとどかぬ辛夷咲きにけり」02
○季語(辛夷・春) 「ひとごゑのとどかぬこぶしさきにけり」(引用同上)
【Profile】:1957年島根県松江市出身、札幌在住。2000年「泉」入会。2005年泉賞受賞。「泉」同人。『遥かなる水』により第22回(2008年)俳壇賞受賞。
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陽美保子掲載句
03もの想ふための毛糸を編みゐたり(毛糸編む・三冬)〈特集566・いろは俳句5-5「も」〉2022/1/21