俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0330・みどり07・柴田多鶴子01・2017-05-10(水)
○「はつ夏のみどり違へて野と山と」(柴田多鶴子01)
○季語(はつ夏) 「はつなつのみどりたがへてのとやまと」(「俳句界201306」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:初夏の色彩を楽しんでいます。同じ新緑でも、平野と山岳では微妙に違う「みどり」です。
●柴田多鶴子(しばたたづこ)
○好きな一句「夏野菜水の匂ひのものばかり」(『花種』2014)02
○季語(夏野菜) 「なつやさいみずのにほひのものばかり」(「俳句201205」より引用)
【Profile】:1947年、三重県出身。1988年「狩」入会、→鷹羽狩行、→檜紀代に師事。1990年「遠矢」創刊と共に入会。2011年「鳰の子」創刊主宰。「遠矢」自選欄同人。「遠矢」同人賞受賞。「恵方」で第1回文學の森賞準大賞受賞。俳人協会会員。高槻市俳句連盟顧問、選者。
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柴田多鶴子掲載句
03新藁を干してあたりも乾きけり(新藁・晩秋)〈五感・乾感〉2018/11/2