俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0330・高(空間)03・高澤晶子01・2017-05-07(日)

2017-05-07 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句0330・高(空間)03・高澤晶子01・2017-05-07(日)
○「狂わねば届かぬ高さ朴の花」(高澤晶子01)
季語(朴の花・夏) 「くるわねばとどかぬたかさほおのはな」【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:朴の木は樹高の高くなる樹。人間の目の高さの上に花が咲く。普段の気持ちでいるだけでは、届かない高さである。

 

高澤晶子(たかざわあきこ)
○好きな一句「封印を解かれて走る青嵐」02
季語(青嵐・夏) 「ふういんをとかれてはしるあおあらし」(「俳句界201406」より引用)

【Profile】:1951年、東京都出身。東京外語大ロシヤ語科卒。1978年頃より句作を始め、→鈴木六林男に師事。「花曜」同人。花曜新人賞、花曜賞受賞。2007年「花林花」創刊代表。英語俳句の翻訳も手がける。国際俳句交流協会会員。

コメント