俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0330・湿感012・久行保徳01・2017-05-08(月)

2017-05-08 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句0330・湿感012・久行保徳01・2017-05-08(月)
○「八千代座の奈落の湿り夏兆す」(久行保徳01)
季語(夏兆す) 「やちよざのならくのしめりなつきざす」(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「八千代座」は、熊本県山鹿市にある芝居小屋。奈落の下のほのかな湿り気に、夏が来たことを感じ取りました。

 

久行保徳(ひさゆきやすのり)
○好きな一句「産土の訛りの暗さ父の日は」02
季語(父の日・夏) 「うぶすなのなまりのくらさちちのひは」(引用同上)

【Profile】:1946年、山口県徳山市出身。1967年大中青塔子に師事。山口県現代俳句協会会長。2004年から「草炎」主宰。日本現代詩歌文学館評議員。現代俳句協会理事。

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