俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0331・感情011=孤独01・本田攝子01・2017-05-15(月)

2017-05-15 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句0331・感情011=孤独01・本田攝子01・2017-05-15(月)
○「水中花微動だにせぬ夜の孤独」(『水中花』2013)(本田攝子01)
季語(水中花・夏) 「すいちゅうかびどうだにせぬよのこどく」(「俳句界201308」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:水槽の中の水中花。水を動かす魚でも泳いでいないかぎり、まったく動かない。私の孤独も微動だにしない夜だ。

 

本田攝子(ほんだせつこ)
○好きな一句「遥かなる日への郷愁水中花」(『水中花』2013)02
季語(水中花・夏 「はるかなるひへのきょうしゅうすいちゅうか」

【Profile】:1933年熊本県出身、東京都在住。1956年「獺祭」入会。→吉田冬葉に師事。1962年「獺祭」同人。2007年「獺祭」副主宰兼同人会長。2016年「獺祭」7代目主宰継承。俳人協会会員。

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