俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句0331・郵便俳句010=切手02・今瀬一博01・2017-05-18(木)
○「切手貼る一滴の水麦の秋」(『誤差』2013)(今瀬一博01)
○季語(麦の秋・夏) 「きってはるいってきのみずむぎのあき」【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:郵便俳句最終回は「切手」の2回目。旅先では舌で舐めて貼る切手。自宅では一滴の水でもあれば十分です。
●今瀬一博(いませかずひろ)
○好きな一句「風を知る丈となりけり今年竹」02
○季語(今年竹・夏) 「かぜをしるたけとなりけりことしだけ」
【Profile】:1965年、茨城県出身。2005年「沖」同人。2010年「対岸」(父、→今瀬剛一主宰)同人。『誤差』により第37回俳人協会新人賞受賞。俳人協会会員。