俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0329・艶つや01・山口誠01・2017-05-03(水)

2017-05-03 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句0329・艶つや01・山口誠01・2017-05-03(水)
○「巡り終へ遍路の杖の握り」(『山納め』2016)(山口誠01)
季語(遍路・春) 「めぐりおへへんろのつゑのにぎりつや」(「俳句界201611」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:結願となり八十八番札所に遍路杖を奉納します。杖の取手の握り艶は、長く険しい遍路の行程を物語っています。

 

山口誠(やまぐちまこと)
○好きな一句「余寒なほ癒えし手に持つ粥茶碗」(「馬醉木」201206)02
季語(余寒・春) 「よかんなほいえしてにもつかゆちゃわん」(→「歳時記」より引用)

【Profile】:1931年、青森県出身。「馬酔木」同人。→石田波郷門の→肥田埜勝美主宰「阿吽」に1994年入会、翌年同人。

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