俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0333・嗅覚067・山田真砂年01・2017-05-29(月)

2017-05-29 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句0333・嗅覚067・山田真砂年01・2017-05-29(月)
○「梧桐の夜は水の香が起ちあがる」(山田真砂年01)
季語(梧桐・夏) 「あおぎりのよはみずのかがたちあがる」(「俳句201205」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:この水の香は実際の嗅覚ではないかもしれない。夜も旺盛な青桐の水を吸い上げる力が、水の香の幻想をもたらしたのだ。

 

山田真砂年(やまだまさとし)
○好きな一句「銀杏若葉鳥居の影の倒れをる」02
季語(銀杏若葉・夏) 「いちょうわかばとりいのかげのたおれをる」(「俳句201507」より引用)

【Profile】:1949年、東京都品川区出身。→鍵和田秞子に師事。「未来図」同人。句集「西へ出づれば」で俳人協会新人賞受賞。

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