俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0332・光の物質化07・有山八洲彦01・2017-05-25(木)

2017-05-25 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句0332・光の物質化07・有山八洲彦01・2017-05-25(木)
○「病葉を掃き木洩れ日を掃き残す」(有山八洲彦01)
季語(病葉・夏) 「わくらばをはきこもれびをはきのこす」(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:万緑の中に変色して落葉した病葉。箒で掃いて集めます。その後に地面に残された木漏れ日を「掃き残す」と表現しました。「木漏れ日」の物質化です。

 

有山八洲彦(ありやまやすひこ)
○好きな一句「灯を消して河鹿に夜を明け渡す」02
季語(河鹿・夏) 「ひをけしてかじかによるをあけわたす」(引用同上)

【Profile】:1924年、奈良県出身。1983年「」入会。→鷹羽狩行に師事。「狩」白羽同人。巻狩賞(狩同人賞)受賞。「朱雀」主宰。俳人協会評議員、奈良県俳句協会理事。

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