○色彩俳句0329・艶つや01・山口誠01・2017-05-03(水)
○「巡り終へ遍路の杖の握り艶」(『山納め』2016)(山口誠01)
○季語(遍路・春) 「めぐりおへへんろのつゑのにぎりつや」(「俳句界201611」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:結願となり八十八番札所に遍路杖を奉納します。杖の取手の握り艶は、長く険しい遍路の行程を物語っています。
●山口誠(やまぐちまこと)
○好きな一句「余寒なほ癒えし手に持つ粥茶碗」(「馬醉木」201206)02
○季語(余寒・春) 「よかんなほいえしてにもつかゆちゃわん」(→「歳時記」より引用)
【Profile】:1931年、青森県出身。「馬酔木」同人。→石田波郷門の→肥田埜勝美主宰「阿吽」に1994年入会、翌年同人。
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