俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0204・青022・金子兜太06・2014-12-10(水)
【→色彩俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「よく眠る夢の枯野が青むまで」(『東国抄』2001)(→金子兜太06)
〈あお青〉blue#0000ff
季語(枯野・冬) 「よくねむるゆめのかれのがあおむまで」
【鑑賞】:今日は名誉ある日本人3人のノーベル賞授賞式であります。今日の色彩はなんといっても「青色LED」の「青」。闇に包まれた夢の中の枯野が青むまでぐっすりと熟睡しました。豪快な句です。枯野までも青色LEDの祝い色ですヽ(^o^)丿。
●今まで掲載した「兜太俳句」
2011/05/16 01→「人体冷えて東北白い花盛り」(花盛り・春)〈五感・冷感〉
2011/05/16 02→「暗黒や関東平野に火事一つ」(火事・冬)〈好きな一句〉
2011/12/07 03→「夜空ふかく白鳥放つ汽車に寝て」(白鳥・冬)〈色彩・白〉
2013/02/19 04→「銀行員に早春の馬唾充つ歯」(早春)〈五体・歯〉
2013/04/18 05→「樹といれば少女ざわざわ繁茂せり」(無季)〈方法・オノマトペ〉