俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0206・遠(空間)07・野中亮介01・2014-12-21(日)
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○「上座へと言はれ牛鍋には遠し」(「花鶏」より)(野中亮介01)
季語(牛鍋・冬) 「かみざへといはれぎゅうなべにはとおし」
【鑑賞】:「ささ、どうぞ。上座の方へ。」と言われて座った席は牛鍋から遠い場所だったなんて。これは幹事がいけません。今日はどうゆうわけか「遠距離恋愛」の日ですが、「遠い牛鍋」もかなり恋しいですね。
○野中亮介(のなかりょうすけ)
●好きな一句「どこからでも風吹く島のきりぎりす」02
季語(きりぎりす・秋) 「どこからでもかぜふくしまのきりぎりす」
【Profile】:1958年、福岡県出身。1978年より「馬酔木」に入門し、同人。1995年第10回俳句研究賞、馬酔木賞受賞。1996年、第26回福岡市文学賞受賞。第21回俳人協会新人賞受賞。2001年「馬酔木」内のグループ「花鶏」結成。