俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0207・大年(時間)03・龍岡晋01・2014-12-31(水)

2014-12-31 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句0207・大年(時間)03・龍岡晋01・2014-12-31(水)

【→次元俳句-索引 俳人一覧()】

 

 

○「大年の風呂に鼻までつかりけり」(龍岡晋01)

季語(大年・冬) 「おおとしのふろにはなまでつかりけり」

 

【鑑賞】:大晦日の夕方、風呂に鼻まで浸かりながら一年を振り返ります。たとえ新年への準備がおろそかだとしても誰もが大晦日の気持ちになります。

 

 

龍岡晋(たつおかしん)(1904~1983)

●好きな一句「露の戸に祭提灯とどきけり」02

季語(露・秋) 「つゆのとにまつりぢょうちんとどきけり」(「俳句例句データベースより引用http://taka.no.coocan.jp/a5/cgi-bin/HAIKUreikuDB/ZOU/BUNKAsyuukyou/460.htm

 

【Profile】:東京日本橋生まれ。中央商業学校卒業。俳優。戦前から文学座に所属。渋く堅実な演技で、樋口一葉、→久保田万太郎森本薫らが手がけた、下町を舞台にした作品には欠かせぬ存在だった。1920年より作句。1943年、久保田万太郎に師事。1946年「春燈」創刊に参加、同人。万太郎との深い師弟関係は劇壇でも有名だった。

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