俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0203・眼08・畑耕一01・2014-12-02(火)

2014-12-02 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0203・眼08・畑耕一01・2014-12-02(火)

【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

 

 

●「寒牡丹とほき雲よりを移す」(畑耕一01)

季語(寒牡丹・冬) 「かんぼたんとほきくもよりめをうつす」

 

【鑑賞】:遠近の対比です。遠くの雲から近くの寒牡丹に眼を移しました。身ほとりの暮らしが始まるきっかけでしょうか。

 

 

畑耕一(はたこういち) (1886~1957)

●好きな一句「海底の人の声するしまきかな」02

季語(しまき・冬)  「かいていのひとのこえするしまきかな」※しまき:降る粉雪が、強い風にあおられる状態。

 

【Profile】:作家・戯曲家。俳号蜘盞子。松竹キネマ企画部長、東京日々、国民新聞学芸部長。明大、日大講師歴任。詩文に長じ、「明星」「ホトトギス」に投稿。→内藤鳴雪、→長谷川零余子らと十六夜会で句作『ゆく春』創刊とともに百雀会と改名し参加する。

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