俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0206・比喩(直喩)=ごとく021・秋山珠樹01・2014-12-26(金)

2014-12-26 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0206・比喩(直喩)=ごとく021・秋山珠樹01・2014-12-26(金)

方法俳句-索引 →俳人一覧()】

 

 

○「冬夕焼け喪のごと群れて女子学生」(「暖流」195401)(秋山珠樹01)

季語(冬夕焼け) 「ふゆゆやけものごとむれてじょしがくせい」 (「blog 俳句空間-戦後俳句を読む」http://sengohaiku.blogspot.jp/2013/06/buntai0607.htmlより引用)

 

【鑑賞】:冬の夕焼けは 体温を喪った血流のように さらさらと鮮やかに滲み 女子学生たちは 葬列のごとく 寡黙に群れ歩いている

 

 

秋山珠樹(あきやまたまき)(1906~1991)

●好きな一句「鳥雲に地にながながと黙の列」(「俳句研究」198706)02

季語(鳥雲に・春) 「とりくもにちにながながともくのれつ」

 

【Profile】:→瀧春一主宰の「暖流」所属。

コメント