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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0205・赭02・田中貢太郎01・2014-12-17(水)

2014-12-17 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0205・赭02・田中貢太郎01・2014-12-17(水)

【→色彩俳句-索引 →俳人一覧()】

 

 

○「杉苗のに葱を引く女」(田中貢太郎01)

季語(葱・冬) 「すぎなへのあかきにねぎをひくおんな」

〔赭(そほ) #ab6953

【鑑賞】:色彩「赭あか」の第2弾であります。前回は「→冬雲の赭」でした。「赭(そほ)は、暗い赤色のような色。茶色に近い。土の色名の一つ(ウィキペディア)」。ココア色といったほうがわかりやすいかも。「杉苗」は春の季語ですが、「赭き杉苗」とは枯れた杉苗なのでしょうか。

 

 

田中貢太郎(たなかこうたろう)(1880~1941)

●好きな一句「凩に吹きとがりけり屋根の石」02

季語(凩・冬) 「こがらしにふきとがりけりやねのいし」

 

【Profile】:高知県長岡郡三里村(現高知市仁井田)出身。作家。高知実業新聞社の記者を経て上京、郷里の先輩大町桂月に終生師事。同人誌『博浪沙月刊随筆』を主宰、多くの作家を育てた。(「ウィキペディア」より抜粋引用http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%B2%A2%E5%A4%AA%E9%83%8E

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