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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0204・胃01・宮脇白夜01・2014-12-09(火)

2014-12-09 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0204・胃01・宮脇白夜01・2014-12-09(火)

【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

 

 

○「切りしの行方は知らず漱石忌」(「鑑賞日本の名句」角川学芸出版宮脇白夜01)

季語(漱石忌・冬) 「きりしいのゆくえはしらずそうせきき」 

 

【鑑賞】:今日は漱石の忌日(1916)。五体の臓器「胃」の第1弾であります。胃を全摘したのでしょうか。その切除された胃の消息と漱石忌との取り合わせが絶妙です。

 

 

宮脇白夜(みやわきはくや) (1925~2009)

●好きな一句「方舟に在るかの目覚め雪降れり」02

季語(雪・冬) 「かたぶねにあるかのめざめゆきふれり」 (「現代俳句データベースhttp://www.weblio.jp/content/%E5%AE%AE%E8%84%87%E7%99%BD%E5%A4%9C

 

【Profile】:広島県出身。元テレビ局勤務。1946年→中村草田男主宰「萬緑」に拠る。慶大俳句研究会入会。大患のため長期中断後復帰。新人賞、萬緑賞受賞。90年編集長となる。91年「萬緑」を退会し、「方舟」を創刊。慶大俳句丘の会会長。

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