俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0207・鬱金色01・井上康明01・2014-12-28(日)
○「歳晩や栞の紐の鬱金色」(『四方』2000)(井上康明01)
○季語(歳晩・冬) 「さいばんやしおりのひものうこんいろ」
〈鬱金色うこんいろ〉 #fabf14
【鑑賞】:平織りの鬱金色の栞紐。経年により先端がややほどけてひろがっている栞紐です。この書物は分厚くて難しい内容のものであることが想像できます。静かな歳晩の机上です。
○井上康明(いのうえやすあき)
○好きな一句「ふかふかの手袋が持つ通信簿」(『四方』2000)02
○季語(手袋・冬) (「俳句αあるふぁ」2014年2-3月号)
【Profile】:1952年、山梨県出身。1978年「雲母」入会、→飯田龍太に師事。1992年「雲母」終刊。1993年→廣瀬直人主宰「白露」創刊、編集同人。2012年「白露」終刊。2013年「郭公」創刊主宰。
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井上康明掲載句
03金箔をとどめて鼻梁雁渡し(雁渡し・仲秋)〈特集549・いろは俳句4-8(き)〉2021/9/24