俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0206・感情02=寂寥・小久保佳世子01・2014-12-23(火)
【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「毛皮着て東京タワーより寂し」(小久保佳世子01)
季語(毛皮・冬) 「もうふきてとうきょうたわーよりさびし」(「俳句空間―豈weekly」より引用http://haiku-space-ani.blogspot.jp/2010/01/22.html)
【鑑賞】:毛皮にくるまって佇んでいる自分の姿。それはあきらかに東京タワーより寂しい姿です。今日は東京タワーが完成した日(1958)。スカイツリーもいいですが、やはり東京タワーが好きです。
○小久保佳世子(こくぼかよこ)
●好きな一句「涅槃図へ地下のA6出口より」02
季語(涅槃図・春) 「ねはんずへちかのえーろくでぐちより」(引用同上)
【Profile】:1945年、朝鮮平安南道生まれ。1988年「萬緑」入会。1996年「萬緑」新人賞受賞、「萬緑」同人、2003年「萬緑」退会、「街」入会。「街」同人、俳人協会会員。 (引用同上)