「雨の時に調子が悪くなる」というのは、中医学的に考えると、「湿気により脾胃(消化系)が弱る」という状態です。脾胃が弱るには、「外の湿度+生冷食の摂り過ぎ」という二つの要因があります。
— 櫻井大典@漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2018年3月6日 - 09:38
脾胃は①冷たいもの、②過剰な水分が大嫌いです… twitter.com/i/web/status/9…
余分な水分の湿邪は特に胃腸系に悪影響を及ぼし、食欲の低下や軟便、下痢などを引き起こし、むくみなどが現れます。
— 櫻井大典@漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2018年3月6日 - 09:39
もし舌を見て表面にびっしりと白い苔がついていたり、黄色く粘つくような状態になっているような方は湿が溜まっているので要注意です。
湿邪は、重く濁り、粘着して停滞し、下降しやすく体の下部に症状が出やすいことから、お腹がすっきりしない、残便・残尿感、下痢、浮腫、頭・手足・体の重だるさ、関節の痛み、尿の濁り、オリモノが増える、食欲不振、目やに、痰、鼻水などがみられ… twitter.com/i/web/status/9…
— 櫻井大典@漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2018年3月6日 - 09:40
湿を理解するには、スポンジを想像してみてください。スポンジは水を吸うと重たくなり、冷たくなります。これが湿の影響です。湿邪に侵されると、体が重たくなり、冷えやすくなります。そして体にとって不必要な水分である「湿」は、気血の流れを邪魔して痛みを生じさせたり、溜まってむくんだりします
— 櫻井大典@漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2018年3月6日 - 09:53
美容や健康に良いと信じて水を2L飲むとか、出来るだけ水飲んでます!って言う人は、湿にやられてること多いので、まずその水飲むのやめてくださいね。
— 櫻井大典@漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2018年3月6日 - 09:55
水分摂取は喉が渇いたら体温より温かいものを一口ずつ。
人間は機械じゃないんだから、一律にみんな水飲めば良いわけじゃない。
不眠と睡眠不足の違い
— 櫻井大典@漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2018年3月4日 - 11:43
不眠は寝不足でも昼寝ができない。ただし寝たく無い時にウトウトする。
寝不足はいつでもすぐ眠れるくらい眠い。また眠気以外の精神症状は無い。
血液不足がベースの血虚生風の場合、筋肉のしびれ・けいれん・ふるえ、皮膚のかゆみや淡い色の発疹、顔色が白っぽいか黄色くくすむ、髪・爪が虚弱、光が眩しい、目の前チカチカ、目の痛み、頭痛、めまい、動悸、不安感、落ち着かなさ、不眠、月経不順、経血の色が淡い・量が少ないなどを伴います。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 15:29
食餌の不摂生、過労、目の酷使、心労、加齢、失血過多、慢性疾患などが主な原因となりますが、この他、先天的な虚弱や脾胃虚弱による血液の生成不足や、血行不良による血液の病理産物があるために新たな血液が作れず不足、あるいは寄生虫なども原因となります。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 15:32
先天的な虚弱は、血液とともに腎にストックした生命エネルギーを補うことで解決できます。脾胃虚弱の場合は、脾胃のエネルギー不足&機能失調と同様のケアが重要。血行不良&血液の病理産物の停滞があるお血は、これらを掃除することでスペースができ、正常な血液を作って補充することができます。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 17:05
食餌の不摂生が原因の場合は、第一に体格や年齢、労働に見合った量の食餌を摂ることが大事。180cmでがっちりした成人と、150cm程度でやせ形の年配者では必要な血液量が異なるため、食餌量も異なります。母乳は血液から作られるため、授乳… twitter.com/i/web/status/9…
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 17:08
血液を補う蛋白質、特に動物性蛋白質は欠かせません。動物性生薬は「血肉有情之品(けつにくゆうじょうのしな)」といわれ、植物性生薬より血液などを補うはたらきが優れているとされます。現代栄養学的にも、動物性蛋白には鉄が吸収されやすいヘム鉄の形になっているので、植物性よりよいとされます。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 17:11
肉・レバー・ハツ・砂肝・牛すじ・豚足・卵・魚・いか・貝類・なまこ・ゼラチンなどの贓物性蛋白質、大豆や大豆製品などの植物性蛋白質、ほうれんそう、小松菜、金針菜、さつやいも、さといも、ピーナッツ、黒ごま、レーズン、桑の実、リュウガン、黒糖などは血液を補うのでしっかり摂りましょう。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 17:17
大豆や大豆製品は水分も多く、思ったほどは蛋白質を含みません。しかし。高野豆腐や炒り大豆、きな粉などは水分を飛ばしているため、同じ量では蛋白質の含有量が多く、高野豆腐ではその半分が、炒り大豆やきな粉では1/3以上が蛋白質の含有量になります。豆類ではひよこ豆が蛋白質豊富。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 17:23
辛いものや薬味は発散して血液を損ないます。食物繊維の摂りすぎは、折角摂った血液減量もくるんで排泄してしまいます。生もの・冷たいもの・水分の摂りすぎは、脾胃の負担となり、消化吸収を低下させます。これらを控えて、血液を補うものをしっかり摂るようにしましょう( ̄~ ̄)
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 17:25
過労や過度の運動、月経や授乳が血液を損なうことはいうまでもありません。目は肝血が補うことによって正常に機能するため、目の酷使は肝血の消耗に繋がります。心労も目に見えないものの血液を消耗させます。体だけでなく、目や精神の休養も大事で… twitter.com/i/web/status/9…
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 17:28
脾胃のエネルギー不足&機能失調で唇や口周辺のしびれが出る場合、疲れやすい、全身または手足の脱力感、手足のしびれ、息切れ、立ち眩み、頭がぼーっとする、食欲不振、食後のお腹の脹り・胃もたれ・眠気・疲労感、下痢や軟便、内臓下垂、皮下出血なども伴い、動くと症状が悪化します。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 15:16
生もの・冷たいもの・水分・甘いもの・油っこいもの・味の濃いものなどの過食や偏食、無理な食事制限、過労、過度の運動、心労、加齢、慢性的な下痢、慢性疾患、急性疾患などが原因になります。
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 15:18
脾胃のエネルギー不足&機能失調タイプは、食餌をしっかり摂り、体を休めることが大事です。生もの・冷たいもの・甘いもの・油っこいもの・味の濃いものは脾胃の負担になるので控えましょう。のどが渇かないのに気分転換や付き合いで摂る水分もNG… twitter.com/i/web/status/9…
— 大川真有美@泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2018年3月7日 - 15:21