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軽音楽談話室(廃屋)

「琥珀色に魅入られてしまった人生・・」

JONAS HELLBORG GROUP / ヨナス・エルボーグ

2005-09-26 08:30:00 | 音楽
JONAS HELLBORG:WAL DOUBLENECK FRETTED/FRETLESS 4 STRING MIDI BASS GUITARS
ANDERS NORD: WAL 4,5 AND 10 STRING BASS GUITARS
JAIME SALAZAR: 'DDRUMS' AND ZILDJIAN CYMBALS

SIDE 1
1.LOOK
2.MOVING
3.DREAD
4.DEAD
5.NORD
SIDE 2
1.DIG B B Q
2.DOS TEMPOS
3.JB
4.HEY YO
5.ED
1990 DAY EIGHT

ヨナス・エルボーグのダブル・ベース・トリオ作品「ヨナス・エルボーグ・グループ」です。お馬鹿なジャケットと、ベース2人とドラムと言う異様な編成から想像されるとおり、ヨナスがギターのようにミディ・ベースを弾きギタートリオのように聞こえる作品というわけですね。
阪急東通商店街の1階がロック・プログレ2階がジャズと言う当時は有名な(すっかり名前を忘れてしまった、「LPコーナー」でしたっけ・・・)レコード店の2階で店のオッサンと話しながら「そう言えばエルボーグのCDありません」と言うと「デイ・エイトは入手しずらいからなぁ」と何とLPを引きずり出してきました。たまたま所有していなかったので仕方なく購入。CDでほしかったな。場所取るし趣味が悪くてインテリアとしては飾れないし・・・

A面1曲目。タイトなリズム隊の上をギターのような音色がコードを演奏しています。ドラムはデジタル風、ベースはチョッパーですね。特徴のないギターのギタートリオのようです。
2曲目。跳ねるようなチョッパーベースと指弾きベースのユニゾン、ノリの良いチョッパーベースが一定のリフを繰り返し演奏しています。ミディ・ベースがコードからギターソロのように・・・エコーかけすぎ・・・
3曲目。シンセサイザー(ミディベースか)のコードが不思議な雰囲気で流れるなか、悲しげなベースがテーマらしきフレーズを淡々と演奏しています。ドラムはタイト。テーマに続き物憂げなベースのソロ。なかなか雰囲気が素敵ですね。
4曲目。力強いドラムとベースライン、ハードな曲なのですが音の厚みが今一つ。仕方ないですね。ミディベースがリードをとっています。単調(一直線)ながらズシズシと突き刺さるベースラインにミディベースが・・・・音が悪いしベースである必要性が・・・
5曲目。イントロの跳ねるようなチョッパーのユニゾンがご機嫌です。チョッパーベースに乗って偽ギターがリードをとっているのですが、結構ギンギンの演奏のわりにやはり音色がしょぽい・・・・
B面1曲目。再びチョッパーのユニゾン、結構長く弾いています。リードベースに変わり淡々とした演奏が続きます。偽ギターになっても淡々と・・・つまらん。
2曲目。キーボードのような不思議な音色、すぐにコードをかき鳴らす偽ギター。何だか同じ様な単調な曲展開・・・・同じ様な偽ギターの音色・・・変化も工夫もないなぁ・・・
3曲目。同じくチョッパーのユニゾンから入っています。今度はアドリブの部分もチョッパーの掛け合いになっています。ライトハンド奏法のような音色、多少工夫が感じられます。
4曲目。偽ギタートリオの普通の曲です。
5曲目。イントロ、個性的なベースラインが聞かれます(こんな所でも気にしなきゃ書くこと無いぞ)。偽ギターがリードをとっている時のバックが単調でつまらない。

テクニック的にはもの凄いことをやっているのでしょうが、音楽としては同じ様な単調な感じでつまらない。何度聞いても作品の良さが分かりません。「だからどうした」と言う感じです。

復活マハヴィシュヌで有名になったボーダーレスのベーシスト。前にも書きましたが、この人の作品はバラエティに富んでいて買い漁るとえらいことになります。情報を入手しターゲットを絞って購入しましょう。
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