
TOMMY FLANAGAN: PIANO
REGGIE WORKMAN: BASS
JOE CHAMBERS: DRUMS
1.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
2.NIGHT IN TUNISIA
3.SOME DAY MY PRINCE WILL COME
4.AUTUMN LEAVES
5.IT'S ALL RIGHT WITH ME
6.ANGEL EYES
7.STRAIGHT NO CHASER
1980 BAYSTATE
トミー・フラナガンの80年作「ザ・スタンダード」。ザ・スーパー・ジャズ・トリオと御大層なセット名が付いていますが、その辺は気にせずに聞いていきましょう。トミフラ節と言うモノがあるようですが、何となく分かるような分からないような・・・個性の意外と強い人ですので、その辺に惹かれて聞き込んでいるのは間違いないミュージシャンですね。
1曲目。イントロのピアノ、響きが良いですねぇ。テーマは優しく華やかに、淡々とこなしている感じですが、ゴージャスさも感じられる。音が良い。アドリブパートは淡々と、ベースのウォーキングが落ち着いた感じでとても素晴らしい。ブラシも落ち着いて、その上をゆったりと流れていくフラナガンのソロは円熟した名人芸。落ち着きますねぇ。ベースソロは好きなタイプの音の引っぱり方です、なかなか素晴らしい。ドラムソロは落ち着いたブラシの演奏。ピアノが結構煽りを入れます。
2曲目。ウネウネしたリズムのテーマ、ベースが尚更に強調しています。ドラムが結構バシバシと。ピアノのパートは、軽快なウォーキングベースに乗ってご機嫌な演奏が続きます。アドリブ終わりの変わったパターンは新鮮。ベースソロはスライドを活かした凄味のある演奏。ドラムソロが力強い。目の前で叩きまくっているような臨場感があります。そのままピアノが格好良く加わり、再びテーマに。ドラムの魅力が味わえる曲でしたね。
3曲目。どうしてもこの曲は・・・・比較してしまうと(色々な作品の聞き込みの足りない証拠)・・・テーマは優しく軽やかに、ピアノパートは明るい演奏、余裕が感じられますね。ベースソロはリズムが止まった感じのアレンジが不思議。何となくウニウニしています。ドラムソロは力強いのですが、前の曲と比べると演奏が単調かなと。フラナガンのピアノが綺麗ですね、もの凄く美しく響きわたる、この曲の持っている雰囲気にピッタリの演奏でした。
4曲目。何の曲だろうと、ふと思ってしまうイントロは工夫が見られます。テーマ部は静かで悲しげな演奏。アドリブに入ってもフラナガンのピアノが切なげに美しく染み入ってきますねぇ。繊細だなぁ、癒しの音色ですね。ベースソロも何となく悲しげなラインを物憂げに演奏、少し落ち込む雰囲気ですね。ドラムソロもベースの雰囲気を引きずった、何となくリズムの感じられない演奏・・・流れが止まってしまいます。
5曲目。アップテンポのテーマ部、ピアノは意外と走っていない。アドリブパートに入って軽快に走るピアノ、軽やかに滑らかに鍵盤を滑る様な演奏。ドラムソロが素晴らしい。バシバシと体に響いてくるような力強い演奏、この人はこのパターンが好いですねぇ。
6曲目。イントロは悲しく切なく、バラード調の曲ですね。テーマが出て来てようやく分かりました。リズムはほとんどハッキリとしていない、ピアノの旋律が切ないですねぇ、哀しみに充ち満ちているような・・・後半少し光が差し込んできたように明るくなるところが、大変美しく聞かせてくれます。
7曲目。軽快なテーマ、独特の旋律で崩しようがない。アドリブは落ち着いた円熟のワザ。ベースソロも短いながらもなかなか聞かせます。ドラムソロも切れのいい演奏。時間が2分30秒と大変短いのが残念ですね。
音が大変素晴らしい。多少エコーのかかったような響きが最高でした。ピアノが中心ではなく3人のバランスがとれた好作品でしたね。
久々に定番というか大好きなピアニストの作品を聞くと「ジャズって好いなぁ」とあらためて思ってしまうのですが、続いて70年代のハモンドが鳴り響くような物を聴いて昇天している自分は何物なのか・・・プログレ・メタルにも心地よく浸れるし・・・節操の無さが弱点かな・・・
REGGIE WORKMAN: BASS
JOE CHAMBERS: DRUMS
1.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
2.NIGHT IN TUNISIA
3.SOME DAY MY PRINCE WILL COME
4.AUTUMN LEAVES
5.IT'S ALL RIGHT WITH ME
6.ANGEL EYES
7.STRAIGHT NO CHASER
1980 BAYSTATE
トミー・フラナガンの80年作「ザ・スタンダード」。ザ・スーパー・ジャズ・トリオと御大層なセット名が付いていますが、その辺は気にせずに聞いていきましょう。トミフラ節と言うモノがあるようですが、何となく分かるような分からないような・・・個性の意外と強い人ですので、その辺に惹かれて聞き込んでいるのは間違いないミュージシャンですね。
1曲目。イントロのピアノ、響きが良いですねぇ。テーマは優しく華やかに、淡々とこなしている感じですが、ゴージャスさも感じられる。音が良い。アドリブパートは淡々と、ベースのウォーキングが落ち着いた感じでとても素晴らしい。ブラシも落ち着いて、その上をゆったりと流れていくフラナガンのソロは円熟した名人芸。落ち着きますねぇ。ベースソロは好きなタイプの音の引っぱり方です、なかなか素晴らしい。ドラムソロは落ち着いたブラシの演奏。ピアノが結構煽りを入れます。
2曲目。ウネウネしたリズムのテーマ、ベースが尚更に強調しています。ドラムが結構バシバシと。ピアノのパートは、軽快なウォーキングベースに乗ってご機嫌な演奏が続きます。アドリブ終わりの変わったパターンは新鮮。ベースソロはスライドを活かした凄味のある演奏。ドラムソロが力強い。目の前で叩きまくっているような臨場感があります。そのままピアノが格好良く加わり、再びテーマに。ドラムの魅力が味わえる曲でしたね。
3曲目。どうしてもこの曲は・・・・比較してしまうと(色々な作品の聞き込みの足りない証拠)・・・テーマは優しく軽やかに、ピアノパートは明るい演奏、余裕が感じられますね。ベースソロはリズムが止まった感じのアレンジが不思議。何となくウニウニしています。ドラムソロは力強いのですが、前の曲と比べると演奏が単調かなと。フラナガンのピアノが綺麗ですね、もの凄く美しく響きわたる、この曲の持っている雰囲気にピッタリの演奏でした。
4曲目。何の曲だろうと、ふと思ってしまうイントロは工夫が見られます。テーマ部は静かで悲しげな演奏。アドリブに入ってもフラナガンのピアノが切なげに美しく染み入ってきますねぇ。繊細だなぁ、癒しの音色ですね。ベースソロも何となく悲しげなラインを物憂げに演奏、少し落ち込む雰囲気ですね。ドラムソロもベースの雰囲気を引きずった、何となくリズムの感じられない演奏・・・流れが止まってしまいます。
5曲目。アップテンポのテーマ部、ピアノは意外と走っていない。アドリブパートに入って軽快に走るピアノ、軽やかに滑らかに鍵盤を滑る様な演奏。ドラムソロが素晴らしい。バシバシと体に響いてくるような力強い演奏、この人はこのパターンが好いですねぇ。
6曲目。イントロは悲しく切なく、バラード調の曲ですね。テーマが出て来てようやく分かりました。リズムはほとんどハッキリとしていない、ピアノの旋律が切ないですねぇ、哀しみに充ち満ちているような・・・後半少し光が差し込んできたように明るくなるところが、大変美しく聞かせてくれます。
7曲目。軽快なテーマ、独特の旋律で崩しようがない。アドリブは落ち着いた円熟のワザ。ベースソロも短いながらもなかなか聞かせます。ドラムソロも切れのいい演奏。時間が2分30秒と大変短いのが残念ですね。
音が大変素晴らしい。多少エコーのかかったような響きが最高でした。ピアノが中心ではなく3人のバランスがとれた好作品でしたね。
久々に定番というか大好きなピアニストの作品を聞くと「ジャズって好いなぁ」とあらためて思ってしまうのですが、続いて70年代のハモンドが鳴り響くような物を聴いて昇天している自分は何物なのか・・・プログレ・メタルにも心地よく浸れるし・・・節操の無さが弱点かな・・・
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