重低音のBlue Canary

♪ 思いつくままを、つたない文と photo で …

気になるのですが…。

2007-03-16 | つれずれ


モノクロ写真ではありません。
れっきとした「総天然色カラー」写真です (などという言い方を懐かしく思うのは、昭和20年代生まれでしょうか )。

今朝の名古屋市中区「名城公園」のお堀端。
その日の天気によっては、ファインダーの中はこんな世界になるのですから、
不思議ですよね。


さて、
こちらは――



勤務先の2階にある事務所から1階に降りる非常階段です。


その2階の踊り場には、



灰皿スタンドと、壊れかけた丸椅子が置かれており、
ここが我ら愛煙家が会社から与えられた「第2喫煙場所」です。


虐待されています――と言いたいところですが、
「第2」と書いたからには「第1」が当然あります。

そこは3階にある8畳ほどの空き部屋で、
冷暖房完備、しかも、
誰かが、同じビルにあるマンションの住人が引っ越した時、不法投棄して行ったのを拾い持ち込んだらしいソファーベッドまで置いてあって、
居心地は決して悪くないのですが、
………その「第1」を、
ほとんど誰も利用しません。

事務所から少し遠くて、
何より階段を上り下りするのがイヤだからです。


というので私も、
1日に何度か、非常階段の踊り場に出て、
下の道路を行く人の様子を眺めたり、



たま~にですが、
最近は彼氏連れで私の仕事場まで陣中見舞いに来てくれるようになった



ご存知「ピー子」ちゃんとしばし歓談したりしているわけですが、

午後2時半ごろその「第2喫煙場所」に出ると――、



「必ず」と言い切ってよいほど、
階段の一番下の段に腰掛けている1人の男性に出くわします。


1階のテナントに入っている日本料理店の板長さんです。

午後2時までのランチタイムが終わり、
ホッと一息、休みに出てきたのでしょうね。

お疲れさまでした。
今日も忙しかったですか?
そんな場所でよかったら、
夕方からの営業の仕込が始まるまで、
どうぞどうぞ、のんびりくつろいでくださいね。
――と、声は掛けませんが、心の中ではいつも思っています。


ただね……。
どーしても、気になることがあるんですよね。

というのは、
板長さん、
いつもそうやって階段に腰掛け、
左手に持ったタバコをふかしながら、
右手では、ケータイのメールチェックに必死ですよね。

時には、読みながらニヤニヤ笑ったりしてるでしょ。
後ろから見ていても、なぜか分かるものなんですよね、そういう雰囲気って。


しかも、
やがてたぶん返信メールを打ち始めると、
テンキーを押し、漢字変換する指の動きが、
とても、お見かけした感じの40代後半とは思えないほど、
めちゃめちゃ早いですよねえ。

いったい、
誰と、
どんな内容のメールを、
やり取りなさっているんですか?


低俗なノゾキ趣味でごめんなさい。
でも、
そんな場面に出くわすたび、
やっぱり気になってしまう、私なのです。



今日の夕焼けは、
少し変わっていて、
でも、
きれいでしたよ。




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