さっき婆ちゃんと一緒にお墓参りに行ってきました。このブログには何度も書いてるので知ってる方もいるでしょうが、うちの母方の実家は、岡山県川上町というまさに日本昔話さながらの風景が広がるのどかな山あいにあります。築百年以上、長いとこは軽く江戸時代にまで遡る、古い農家の家がぽつりぽつりと散らばる日本の原風景です。
婆ちゃんちは集落からさらに山に入ったところにひっそりと立っていて、猪がその辺を走り回っています。猪を捕まえる仕掛けもそこらへんにあります。
そんな場所だから、お墓は共同墓地ではなく各家ごとに守られています。うちももちろんそう。
裏山にある小さな墓地には、数基の墓が立っている。
1番新しい大理石のは、まだ生きているおじいちゃんたち用の。
その横のがじいちゃんの父ちゃんの。
その横の黒ずんだやつがじいちゃんのじいちゃん。
さらにその横のがじいちゃんのじいちゃんの父ちゃん。苔を擦ってよく見たら、「文政十三年」と書いている。
文字が刻まれている1番古いのはそれだった。その横にはいくつも自然石が並んでいるが、それらはもっともっと昔の人たちのものだそうだ。
連綿と続く血筋。母方の姓は三宅だ。そして婆ちゃんの旧姓は大原だ。ひい婆ちゃんにも違う姓があっただろう。宮崎の婆ちゃんは高知から嫁いで来ている。そんないくつもの血筋を受け継いで、僕は金丸を名乗っている。
そう考えると、この金丸がとても誇らしく思えてきた。
大切に生きなきゃな。この姓にはたくさんの魂が宿ってるんだもんな。
お米をパラパラと供えてきましたよ。
婆ちゃんちは集落からさらに山に入ったところにひっそりと立っていて、猪がその辺を走り回っています。猪を捕まえる仕掛けもそこらへんにあります。
そんな場所だから、お墓は共同墓地ではなく各家ごとに守られています。うちももちろんそう。
裏山にある小さな墓地には、数基の墓が立っている。
1番新しい大理石のは、まだ生きているおじいちゃんたち用の。
その横のがじいちゃんの父ちゃんの。
その横の黒ずんだやつがじいちゃんのじいちゃん。
さらにその横のがじいちゃんのじいちゃんの父ちゃん。苔を擦ってよく見たら、「文政十三年」と書いている。
文字が刻まれている1番古いのはそれだった。その横にはいくつも自然石が並んでいるが、それらはもっともっと昔の人たちのものだそうだ。
連綿と続く血筋。母方の姓は三宅だ。そして婆ちゃんの旧姓は大原だ。ひい婆ちゃんにも違う姓があっただろう。宮崎の婆ちゃんは高知から嫁いで来ている。そんないくつもの血筋を受け継いで、僕は金丸を名乗っている。
そう考えると、この金丸がとても誇らしく思えてきた。
大切に生きなきゃな。この姓にはたくさんの魂が宿ってるんだもんな。
お米をパラパラと供えてきましたよ。