金丸文武の日本放浪ブログ

放浪の詩うたい 金丸文武の日本放浪での出来事

群馬・山梨編

2007-04-27 15:12:40 | Weblog
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2005年 12月15日 (木)

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 酒飲みの間では間違いなく日本最高の蔵、神亀酒造。ラベルに、
『このお酒は35歳以上の人生の機微が分かる方におすすめします』
と堂々と書く潔さ。しかしどっかのプレミアブランドのような偉そうな態度は一切なし。飾らず威張らず手を抜かず。これこそ酒蔵のあるべき姿!!・・・・・が見学は無理。洒落た観光蔵とはかけ離れたえ?どこが蔵ですか?って外観の酒蔵の周りをうろついて、やっとこさ蔵人を捕まえた。
「神亀のお酒は燗するとビックリしますよ。あ、今仕込み中で忙しいものですから。すみません。」
ほとんど何も聞けないまま、蔵人さんは雑木林の中に走って行った。仕方なくすぐ横の売店で『ひこ孫』の300mlを購入。こんなこだわりの酒を300mlで出してるとこがまた最高だよな。早く人生の機微がわかる人間になりたい。

 草加センベイをかじりながら太田市の路上に向かった。今日は6000円でフィニッシュ。


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旅の間に何ヶ所酒蔵を回っただろう。有名どころから潰れる寸前の蔵。それぞれに個性があった。
田んぼの中に立つ煙突を目指してあぜ道を進んだり、城下町の辻にどっしりと看板をあげてる屋敷、近代的な大工場も。

人間は必ず『音楽』と『酒』を生み出す。そういうプログラムがあるんだろうな。
日本は日本酒。
その一滴の中に、芳醇な味わいの中に、森と水と米の国、日本の風土が溶けていると感じる蔵巡りだった。

神亀の本当のすばらしさはまだわからん。
うまい!!と震えるほど感動したのは

青森の『初駒』
三重の『るみ子の酒』

他にもたくさんあるがこの2つは俺の中で不動の上位です。


日本酒好きな人でまだ飲んだことない方はどうぞ。

写真は『初駒』の佐藤酒造さんにお邪魔した際の、試飲時のもの。
この琥珀色を見ただけでたまらん・・・


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4 コメント

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Unknown (仙じ)
2007-04-27 19:57:27
儒教ではこう言われる。

「音楽は訪れた土地の文化の奥深さを語る。」

酒でも同じことが言えると思う。

水が綺麗な国に生まれてきてよかった。
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そうですね。 (ふみたけ)
2007-04-28 08:12:21
ゴールデンウィークはどっか面白いとこ行くのかい?

そっちはイベントが多くてうらやましいよ。
俺は何もしない。混むから出たくない。
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粛々と (せん侍)
2007-04-28 23:37:44
消費することしか能がないブタにならないように努めるよ。
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・・・ (ふみたけ)
2007-04-28 23:42:08
あんまり怖いこと言わんでね
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