お待たせしました。
ここでは、歌会たかまがはら3月号で皆様からいただきました吉岡太朗さんへの質問をご紹介いたします。
回答につきましては吉岡太朗さんからいただいたものをそのまま掲載させていただきます。
同じような質問はまとめて掲載させていただきます。
なお、答えに対するご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。
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<番組内でお聞きした質問>
Q1 歌集を出すときに、大変だったところ、苦労したところを教えてください。(トロント さとうはなさん)
A1 短歌も短歌の連作も平面だと思うんですけど、歌集って本だから立体物なんですよね。平面のものをどう立体に落とし込むか。真剣に考えると結構難しいことでした。うまくできているかも分かりません。でもそれ以上に貯金が大変だったかな(笑)
<短歌についての質問>
Q1 お薦めの歌集を教えてください。(茨城県 菊地うららさん)
A1 谷山浩子『天空歌集』をおすすめします。CDアルバムですが(笑)。あと少し前に芥川賞で話題になった黒田夏子『abさんご』とか小説ですけど、良質な歌集を読んでいるような感覚がしてとてもよいです。……あ、えーと、真面目に答えるなら『永井陽子全歌集』ですかね。
Q2 短歌は、主にどういう場所で、どんな方法で作られていますか。(トロント さとうはなさん)
A2 場所としては、仕事中とか移動中が多いですが様々です。方法としては作ろうとして作ってます。手順は以下(連作前提で作ってます)①短歌を作らねばという危機感、作ろうという意志をはっきり持つ②数分~数週間で歌が降ってくる③その歌を元にして別の歌を作る④その歌たちを並べていくと、連作にするにはこういう歌がたりないなあ、ということが分かってくる⑤自分にオファーを出して歌を作る⑥そうやっていって連作ができあがる⑦頭がリセットされる①に戻る(以下、繰り返し)
Q3 吉岡さんから見て、いまの学生短歌の隆盛、どう思われますか?(大阪府 虫武一俊さん)
A3 歌会がたくさんできてうらやましいです。でも4~5人での密な歌会があんまりできないんじゃないかな。そうでもないのか。
Q4 連作のタイトルはどんな風に考えていますか?(笹谷香菜さん)
A4 考えるの苦手なので、雑誌とかに載せる時は割と適当につけてます。歌集にする時は適当じゃなくするためにがんばりました。タイトルが先に浮かんだり、作る過程で必然的に決まったりした場合はラッキーだと思ってます。
<それ以外の質問>
Q1 うまく思いつけないのですが、皆さんからよせられる質問とご回答を拝聴するのを楽しみにしております!(アメリカ 柴田葵さん)
A1 ありがとうございます。こちらも皆様のご期待に添える回答をできるよう、誠心誠意努めたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
Q2 吉岡さんお久しぶりです。歌集読ませていただきました。吉岡さんは左利きなのでしょうか?(香川県 大木はちさん)
A2 ありがとうございます。はい、生まれも育ちも左利きでございます。だから書名はいわゆる私性というやつです。
Q3 くだけた言葉を使う時に意識していることはありますか?(三重県 はだしさん)
A3 大抵の場合、くだけた言葉を使う=発話なので、その場合で考えると、発話としての自然さと定型詩としての品格の両立ですかね。大抵の場合この二つはけんかするので、なだめるのに大変です。
Q4 吉岡さんは左利きなんでしたっけ。3月14日の盛会をお祈りします。(奈良県 村田馨さん)
A4 ありがとうございます。こわくないので皆様ぜひきてください。あ、左利きですよ。
Q5 一番好きな機械はなんですか?(神奈川県 ガラケー太さん)
A5 「やわらかい機械」(坂田靖子の漫画のタイトル)です。余談ですが、私はかなりのメカ音痴で、いつもパソコンに怒鳴ってます。
Q6 今年の目標を教えてください。(大阪 泳二さん)
A6 目標を立ててそれを実行するという方法が自分にあまり合ってない気がして、あまりはっきりした目標は立てていませんが、仕事・創作・家庭すべての方面で良い成果を出したいと思います。読書としては黒田夏子『感受体のおどり』を読もうとしてなかなか読めてないのでいい加減読みたいですね(歌集じゃねーのかよって話ですが)。
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以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。
ここでは、歌会たかまがはら3月号で皆様からいただきました吉岡太朗さんへの質問をご紹介いたします。
回答につきましては吉岡太朗さんからいただいたものをそのまま掲載させていただきます。
同じような質問はまとめて掲載させていただきます。
なお、答えに対するご不満等は一切受け付けません。あらかじめ、ご了承ください。
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<番組内でお聞きした質問>
Q1 歌集を出すときに、大変だったところ、苦労したところを教えてください。(トロント さとうはなさん)
A1 短歌も短歌の連作も平面だと思うんですけど、歌集って本だから立体物なんですよね。平面のものをどう立体に落とし込むか。真剣に考えると結構難しいことでした。うまくできているかも分かりません。でもそれ以上に貯金が大変だったかな(笑)
<短歌についての質問>
Q1 お薦めの歌集を教えてください。(茨城県 菊地うららさん)
A1 谷山浩子『天空歌集』をおすすめします。CDアルバムですが(笑)。あと少し前に芥川賞で話題になった黒田夏子『abさんご』とか小説ですけど、良質な歌集を読んでいるような感覚がしてとてもよいです。……あ、えーと、真面目に答えるなら『永井陽子全歌集』ですかね。
Q2 短歌は、主にどういう場所で、どんな方法で作られていますか。(トロント さとうはなさん)
A2 場所としては、仕事中とか移動中が多いですが様々です。方法としては作ろうとして作ってます。手順は以下(連作前提で作ってます)①短歌を作らねばという危機感、作ろうという意志をはっきり持つ②数分~数週間で歌が降ってくる③その歌を元にして別の歌を作る④その歌たちを並べていくと、連作にするにはこういう歌がたりないなあ、ということが分かってくる⑤自分にオファーを出して歌を作る⑥そうやっていって連作ができあがる⑦頭がリセットされる①に戻る(以下、繰り返し)
Q3 吉岡さんから見て、いまの学生短歌の隆盛、どう思われますか?(大阪府 虫武一俊さん)
A3 歌会がたくさんできてうらやましいです。でも4~5人での密な歌会があんまりできないんじゃないかな。そうでもないのか。
Q4 連作のタイトルはどんな風に考えていますか?(笹谷香菜さん)
A4 考えるの苦手なので、雑誌とかに載せる時は割と適当につけてます。歌集にする時は適当じゃなくするためにがんばりました。タイトルが先に浮かんだり、作る過程で必然的に決まったりした場合はラッキーだと思ってます。
<それ以外の質問>
Q1 うまく思いつけないのですが、皆さんからよせられる質問とご回答を拝聴するのを楽しみにしております!(アメリカ 柴田葵さん)
A1 ありがとうございます。こちらも皆様のご期待に添える回答をできるよう、誠心誠意努めたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
Q2 吉岡さんお久しぶりです。歌集読ませていただきました。吉岡さんは左利きなのでしょうか?(香川県 大木はちさん)
A2 ありがとうございます。はい、生まれも育ちも左利きでございます。だから書名はいわゆる私性というやつです。
Q3 くだけた言葉を使う時に意識していることはありますか?(三重県 はだしさん)
A3 大抵の場合、くだけた言葉を使う=発話なので、その場合で考えると、発話としての自然さと定型詩としての品格の両立ですかね。大抵の場合この二つはけんかするので、なだめるのに大変です。
Q4 吉岡さんは左利きなんでしたっけ。3月14日の盛会をお祈りします。(奈良県 村田馨さん)
A4 ありがとうございます。こわくないので皆様ぜひきてください。あ、左利きですよ。
Q5 一番好きな機械はなんですか?(神奈川県 ガラケー太さん)
A5 「やわらかい機械」(坂田靖子の漫画のタイトル)です。余談ですが、私はかなりのメカ音痴で、いつもパソコンに怒鳴ってます。
Q6 今年の目標を教えてください。(大阪 泳二さん)
A6 目標を立ててそれを実行するという方法が自分にあまり合ってない気がして、あまりはっきりした目標は立てていませんが、仕事・創作・家庭すべての方面で良い成果を出したいと思います。読書としては黒田夏子『感受体のおどり』を読もうとしてなかなか読めてないのでいい加減読みたいですね(歌集じゃねーのかよって話ですが)。
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以上となります。皆様からのたくさんのご質問ありがとうございました。
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