乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

しばらく留守を致します。

2009年12月18日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
 
 

 いつもご来場いただき、ありがとうございます。

 またコメントやメッセージやトラバを下さいますみなさま、感謝申し上げます。

 
 しばらく留守を致します。

 行き先はイランです。

 帰りましたら今まで同様、宜しくお願い申し上げます。


 みなさまのご多幸をお祈りしています。

 良いお年をお迎え下さい。




            2009年12月18日 乱鳥合掌

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今日は奈良 春日大社のおんまつり最終日

2009年12月18日 | お出かけ


   春日大社 おんまつり


 12月15日から春日大社のおんまつりが行われています。

 17日には行きたいと思いつつ時間を無駄に過ごしてしまいました。

 明日は午後1時から奉納相撲、午後2時から後宴能があります。

 一応飛行機の時間には間に合うのですがばたばたしますので思案中です。

 お時間の許される方は是非お楽しみくださいませ。

 

午後1時
大宿所詣(おおしゅくしょもうで)

午後2時半
午後4時半
午後6時
御湯立(みゆたて)

午後5時
大宿所祭(おおしゅくしょさい)




午後2時半頃
大和士宵宮詣(やまとざむらいよいみやもうで)

午後3時頃
田楽座宵宮詣(でんがくざよいみやもうで)

午後4時
宵宮祭(よいみやさい)
 宵宮祭は、翌17日に行われる遷幸の儀(せんこうのぎ)に先立って、若宮神前に“御戸開(みとびらき)の神饌”を奉り、祭典の無事執行を祈る行事で、この後若宮本殿は白の、御幌(とばり)で覆われる。
 これに先立って午後2時からは大和士が流鏑馬児(やぶさめのちご)と共に神事参勤の無事を祈って若宮社前へ御幣を奉り拝礼を行う宵宮詣の事がある。続いて午後3時からは田楽座も本社と若宮で田楽を奉納する。
本来の素合御供の復興
 明治維新以前まで、お旅所の神楽所に献じられたのが故実で、紅白の紙を貼った四角い台に檜葉を差込み、餅と蜜柑を交互に差し立てたものである。平成15年より復興された。



午前0時
遷幸の儀(せんこうのぎ)

午前1時
暁祭(あかつきさい)

午前10時
本殿祭(ほんでんさい)

正午
お渡り式(おわたりしき)

午後12時50分頃より
南大門交名の儀(なんだいもん きょうみょうのぎ)

午後1時頃より
松の下式(まつのしたしき)

午後2時頃より
競馬(けいば)

午後2時半
お旅所祭(おたびしょさい)

午後2時半頃より
稚児流鏑馬(ちごやぶさめ)

午後3時半より10時半頃まで
神楽(かぐら)・ 東遊(あずまあそび)・ 田楽(でんがく)・ 細男(せいのお)・ 猿楽(さるがく)・ 舞楽(ぶがく)・ 和舞(やまとまい)

午後11時
還幸の儀(かんこうのぎ)



午後1時
奉納相撲(ほうのうずもう)
 現在はお旅所祭の翌日、18日午後1時よりお旅所南側の特設土俵で、奈良県相撲連盟、奈良市体育協会、奈良市相撲協会の協力のもとに執行されている。
 遠い昔は真剣な勝負がなされたことであろうが、中世には儀式化されていたようである。勝者には掛布が肩から掛けられたものでこれは興福寺の正法院と愛染院が負担した。

午後2時
後宴能(ごえんののう)


コメント (12)
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當る寅歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 (配役&感想)

2009年12月18日 | 歌舞伎


京都四條南座

京の年中行事
當る寅歳 吉例顔見世興行
        東西合同大歌舞伎

平成21年11月30日(月)~12月26日(土)



夜の部



第一 天満宮菜種御供 時平の七笑


 わたしは『天満宮菜種御供 時平の七笑』を観るのは初めてで、その期待は大きい。

 我當丈のは見事に良かった。藤原時平  我 當
           判官代輝国  進之介
            頭の定岡  亀三郎
            藤原宿祢  亀 寿
            三好清貫  薪 車
            春藤玄蕃  亀 鶴
           左中弁希世  竹三郎
            菅原道真  彦三郎



第ニ 新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

       僧智籌実は土蜘の精  菊五郎
             源頼光  時 蔵
            侍女胡蝶  菊之助
           渡辺源次綱  愛之助
            坂田公時  権十郎
            碓井貞光  男女蔵
            ト部季武  亀三郎
             巫子榊  梅 枝
            番卒次郎  團 蔵
            番卒藤内  松 緑
            番卒太郎  翫 雀
            平井保昌  梅 玉



第三 助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)

   三浦屋格子先の場

           花川戸助六  仁左衛門
           三浦屋揚巻  玉三郎
        くわんぺら門兵衛  左團次
            通人里暁  翫 雀
          福山のかつぎ  松 緑
           三浦屋白玉  菊之助
            朝顔仙平  愛之助
        三浦屋傾城八重衣  吉 弥
            同 浮橋  宗之助
            同 愛染  亀 鶴
           遣手おたつ  竹三郎
           若衆艶之丞  團 蔵
             母満江  東 蔵
            髭の意休  我 當
          白酒売新兵衛  藤十郎




第四 石橋(しゃっきょう)

            獅子の精  翫 雀
            獅子の精  愛之助



第一 天満宮菜種御供 時平の七笑

 我當丈の時平の七笑は見事に良かった。

 わたしは天満宮菜種御供 時平の七笑を観るのはこれが初めて。

 期待は大きかった。

 ブログでお世話になっている親切な見巧者のHT殿に、時平の七笑の観るポイントをご伝授いただいていた。

 やはり教えていただいたように表情や声色が変化。

 幕がしまって方の高笑いは観客の拍手と満足感を高めた。

 さすがに松嶋屋さんのお兄ちゃんである。

 わたしは我當さんも好きだ。


 左中弁希世は竹三郎丈。

 竹三郎丈は助六にも出演。

 うれしいな。



第ニ 新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

 松葉目物の新古演劇十種の内 土蜘は能楽を多少好きなわたしには魅力がある。

 11月3日。大坂八尾の心合寺山古墳前で楽しんだ しおんじやま芝能の舞『土蜘』も観てそのイメージがまだ残っている内の今回の歌舞伎『土蜘』である。

 次回はぜひとも能楽でとここと高鳴る。


 菊五郎丈の僧智籌実は土蜘の精のメークは手強かった。

 菊五郎丈の元の顔は輪郭と目のみにとどまり、土蜘蛛の精に完全に化身されていた。

 迫力のあるなぎつらのような動きの土蜘であった。

   
 権十郎さんの坂田公時はぴったりと感心する。


 時蔵丈の源頼光は美しかった。

 うんうん、とても美しく観ていてうれしかった。 

 梅玉丈も出てこられると嬉しい気持ちがこぼれ落ちる。


 好きな役者さんが出てこられると多分舞台を見つめるわたしの顔は満面の笑みのはず。

 人に見せられたものではない。

 友人に観られないように、ただひたすら正面を向いていた。         
            


第三 助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)

 よ!待ってました。

 これが観たさに足を運んだという仁左衛門丈と玉三郎丈の助六曲輪初花桜。

 花道から花道まで、かっこ良かった。

 浮世絵から飛び出たような仁左衛門丈の超男前ぶりは今も脳裏に焼き付いている。

 形、形、形。

 決めのポーズが素敵。

 手先が、足先が、お顔が素敵。

 メークも衣裳も台詞も・・・何処をとっても男前の仁左衛門丈の助六。

 もし許されるなら毎日でもせっせと通いつめたい今回の助六曲輪初花桜だった。


 玉三郎丈の揚巻は美しかった。

 衣裳替えをした玉秋作の金の衣裳は直接手書きされた上質なもので、目が釘付け。

 玉秋の名の横には四角の印が押され、それさえアクセントとなり、玉三郎丈の目映さを引き立たせる。


 我當丈の髭の意休は富十郎丈のそれとはまた違った良さを感じた。

 この役はやりがいがあるだろうな。

 いつ観ても演じ手にとって魅力ある役に感じる。


 白酒売新兵衛演じる藤十郎丈は上品で手先が美しかった。

 とても柔らかで素敵で、食い入ってみてしまった。

 菊五郎さんとはまた違った白酒売新兵衛で、舞台ではなく本当に白酒売に見えるから不思議である。

 やはり、藤十郎丈なんだ。

 
 菊之助丈の白玉は美しすぎた。

 見とれるくらいの健康的な美しさ。

 この役者さんは若手の中でもかなり好きだな。


 左團次丈のくわんぺら門兵衛はスタイルが良かった。


 今回興味を覚えたのが通人里暁。

 知的で美しい翫雀丈は龍田川の歌にのせた台詞がよく似合う。

 またくぐりの際、藤十郎丈を眺めて
「それにしてもよく似てる。」
と懐から鏡を取り出す翫雀丈。
「わたしよりお若く見える。」
と観客の笑いを誘う。

『NINAGAWA 十二夜』の時の台詞
「◯◯◯◯、ぼっくぅ。」
を数度起用し、笑いを誘うのはかわいらしくて仕方が無い。

 会場中満足げな観客の笑いが渦巻いていた。

 おそらく翫雀丈は今後を担うまたくぐりのプロになるかな。

 翫雀丈は素晴らしい。



第四 石橋(しゃっきょう)

 最後はまた松葉目物の『石橋』
            
 獅子の精は翫雀丈と愛之助丈。

 翫雀丈はは形人形のような気品に満ちた白頭。

 愛之助丈は仁左衛門仁の赤頭。

 雪振る中の連獅子風動きは美しすぎた。

 翫雀丈と愛之助丈の頭のふりは初めはそろっていたが、二十回を超える頃からは自分のペースを保たれた。

 その速度の佐は帰ってゆきの中に生きる獅子を強調。

 翫雀丈の獅子頭のまわしは勢いを増し、力を増す。

 感覚的に数えているとその数三十回を超えていた。

 わたしは舞台上の翫雀さんも素顔の翫雀さんも好きだ。


 見応えのある美しい石橋は今回の興行を最後の最後まで満足させて下さった。

 役者さんのみなさま、ありがとうございました。



 みなさま、わたしのゆるーーーい観劇記録を最後までお読み下さいましてありがとうございます。

 感謝申し上げます。

 わたしは歌舞伎のことを知りませんので、もし間違いやお気づきの点などがございましたら、お教え下さいましたらうれしいです。

 来年度も引き続きよろしくお願い申し上げます。





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京の師走・12 『 南座 2009 』 (記録写真のみ)

2009年12月18日 | 舞台・音楽 雑感メモ


























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そろそろ荷造りをせねばなるまい。

2009年12月17日 | イラン2007~2010(6回)


 18日、天気予報ではテヘランは雪。

 その後三日間ほど雨らしい。到着頃は雨の出迎えか(笑)


 今回はテヘランはつなぎだけで、夏場には暑くて過ごせない地方に行くというが、一体どの程度の服装をすればいいんだろう。

 
 現地の知人の一時帰国時の話によると、南は暑く、北は日本と同じくらいだということだ。

 だが、出発時に現地が雪とは若干の番狂わせである。

 そういえば今年の正月、テヘランは大雪。

 かなりつもったという。

 わたしは冬のイランを知らないので今回はかなり緊張しているが、家族はのんびりしたものだ。


 イランではクーラーはきいているものの、暖房については全く知らない。

 多分ホテルもタクシーもイランのお国柄から言うと、一抹の不安。

 荷物にはなるが、ホカロン60個(2個×2人×2週間)を持っていこうか・・・。


 あれこれ悩む前に、そろそろ荷造りをせねばなるまい。

 
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京都国立近代美術館『 ボルゲーゼ美術館展 』

2009年12月17日 | 美術・文様・展示物



   

   

   

    京都国立近代美術館『 ボルゲーゼ美術館展 』

      


 ルネサンスとバロックの輝き 『 ボルゲーゼ美術館展 』を楽しむ。

 日本初公開のイタリア美術も多く公開され、満足。


 レアンドロ バッサーノ の『聖三位一体』は小さいながらも印象深い。

 十字架に架けられたキリストだが、安堵した表情。

 希望というなの光さす雰囲気。

 優れたデッサン力と重厚感が魅力であった。


『 ボルゲーゼ美術館展 』は時代別に展示され手板が、その年代によって描き方に特徴が現れている。
 
 好きな作風の並ぶ部屋とまぁまぁといった作品が並ぶ部屋がはっきりと別れている。


 さすがに今回は前宣伝も大きかったラファエロ・サンツィオの
『一角獣を抱く貴婦人』に人が集まる。

 この絵の横には一角獣を抱く貴婦人ではなく、木のノートにペンで筆とる貴婦人が描かれた写真が展示されていた。

 こういった絵画の一部が変わるといった絵を昔何かの美術展で観たことがあるが、思い出せない。

『一角獣を抱く貴婦人』の近くには『横たわるモナリザ』が『一角獣を抱く貴婦人』を観る人々を見守っていた。


 サンドロ ボッティチェリと その弟子たちの『聖母子 洗礼者ヨハネと天使』(円形)は見事なできばえであった。

 キリストの左手の柘榴は豊穣多産」「復活」に意味をなすと記されていた。

 柘榴は中国は吉祥文様。イランなどでも好まれる文様のひとつで、西文化における意味合いは大きい。

 今回観た至りなのキリスト絵画でも柘榴が描かれ、こういった絵画の中にも日本の絵馬的役割を果たしところの祈願が描かれていたとことに興味を覚えた。


 この美術展を観るとバロック音楽が聴きたくなる。

 わたしはレコードを選び、用事をしながら聴いている。

 こういった感覚はうれしい。

 美術を楽しんだかいがあるというもの。

 そういった意味合いでもイタリアの香り漂う『 ボルゲーゼ美術館展 』は観るに値すると感じる。


 このあと、京都国立近代美術館コレクション・ギャラリー 平成21年度 第12回を楽しんだ。

 今、京都国立近代美術館は面白い。

   

 尚 先日書き忘れたが、京都国立近代美術館は展示終了後、春頃まで閉館される予定。

 詳しくは公式ホームページでお調べ願いたい。




               『ボルゲーゼ美術館展』12月27日まで
                  
               『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』2010年2月27日まで


                    すぐ側にコンビニはあるが、神宮道博宝堂(画材店)なら絵のついた前売り券あり

 


   



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野菜

2009年12月17日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 またもや野菜ネタで申し訳ありません。



 今朝、歴史クラブの先輩がお野菜を持ってきて下さった。

 朝一番に収穫された野菜たちの顔は瑞々しい。

 白菜、壬生菜、ネギ、チンゲンサイ、大根などが箱にぎっしりと詰め込まれている。

 奈良という知らない土地の、人の親切はありがたい。


 先輩のお野菜は、完全有機農法だと言われる。

 いつも購入している野菜と同じように、色々な虫がついている。

 虫は苦手で箸でつまんでは捨てている怖がりようだが、これはわたしのうれしい悲鳴である。


 わたくしごとだが、結婚してしばらくの間 市内からはなれて桂に住んだことがあった。

 子どもには自然に触れさせたいといった気持ちが強かったからだ。


 家庭菜園を結構広く借り、休日は畑で遊んでいた。

 畑というより、子どもとのどろんこごっこだった。

 広い畑の割には収穫は薄い。

 落花生などは全滅といった始末で、笑ってしまった。

 収穫は野良仕事を知らないわたしにとっては限られたものであったが、これがまた楽しい。

 土、水、太陽、風、雨そして小さな苗。

 全てがわたしたちの見方であった。


 トマトや胡瓜はこどもたちが喜んで収穫した。

 やはりそのまま食べることの出来る実ものはうれしかったようだ。


 家庭菜園の近くでおにぎりやお菓子を広げたこと。

 花や雑草で首飾りや花束をつくったこと。

 帰りに鶏小屋から卵を購入したこと。

 友人に野蒜やスベリヒユを教えてもらい、食卓にのせたこと。


 時には車で、時には自転車四台で畑に向かった。

 子どもたちは小さな自転車を飛ばしてはしゃいでいた。


 今は自分の家庭菜園をもたず農家の方から購入したり歴史の先輩から頂戴したお野菜がわが家に息吹をもたらす。

 畑か・・・。

 そうだ、来年は何か実ものとハーブを育ててみよう。


 ところで、18日からでかけるが、この大量の野菜はどうしたものか。

 冷凍室はすでに満杯。

 こうなれば、冷凍室を食べる前に、娘に生野菜を調理させて食べてもらわねばなるまい。


 手塩をかけて育てていただいたお野菜を頂戴したからには、大切にいただかねばなるまい。

 みなさまのご親切に感謝する日々である。




 

 最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

 心より感謝申し上げます。

 

 
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ひとはしる

2009年12月17日 | ことのは










        ひとはしる


    冬の京都は 底冷える

    山は師走で 赤映ゆる

    櫓提灯 大芝居

    四条大橋 ひとはしる







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イタリアンな思い。

2009年12月16日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 農家の方から直接お野菜を購入し始めて、二ヶ月ほどたつ。

 その前は週一の朝市で地場野菜を購入していた。

 このことは先日も書いたような(爆)


 18日に薮用でイランにたつので食材を余り買うべきでなかった。

 だが、先日息子が帰るというので勇みだって野菜を買いすぎた。

 先日からそのお野菜を使っていろいろな料理を作り続け、冷凍保存。

 新鮮な野菜を買ったが、何のことだか・・・お笑いぐさである。


 いろいろな料理を作った。

 お弁当箱に、いろいろな種類を少しずつ入れておいたものも用意した。

 わが家の冷凍室はもう既にいっぱいで、タッパーのモザイク状態。

 今日つくったおかずは何処に入れようかと思い悩む。


 大根4本,人参10本以上、ブロッコリーは使い勝手が良いが、白菜と水菜が丸々残っている。

 赤株2個、長芋と大和芋、さつまいも、ゆず8個も残っている。

 今夕食の用意と大量の大鍋につくった煮物も問題である。

 主婦として、食べ物は捨てたくはないという気持ちと現実との葛藤。


 料理を作るのは好きだが、ここのところ食材に追われた感じでがする。

 野菜が多く、外食も控えている。

 お野菜にかけたお値段と外食とを考えると雲泥の差でおとく感はある。

 だが、たまにはお外でも楽しみたい。


 こんなとき、ちょっとしたものが食べたくなるのが世の常。

 お好み焼き、ラーメン、餃子などが食べたい。

 定期 的に食べたくなるが、わたしは奈良でこれらの美味い店を知らない。


 野菜を多く食べると体の調子がすこぶる良い。

 以前から野菜は多くとることを心がけてはいたが、最近は義務感に追われて食べているきらいもある。

 そうなると手足があたたかさはサプリメントどころではない。

 二ヶ月も驚くばかりの野菜を朝昼夜と食べると、てきめん。色々なところに効果が現れる。

 不思議だ。


 以前はパンを毎日焼いていたが、春から息子がいないので今は隔日くらいで焼いている。

 変わりに野菜や果物や芋類などその時々によっての食材を使い、卵や小麦粉などを使って混ぜ込み、パイレックスに流し込んで焼いている。

 パイレックスの長所か、表面に油をぬらないですむところ。

 へらで美味く取り出すことが出来る。


 パイレックスは様々な形がある。

 正方形、長方形の大きなものからパウンドケーキ型。

 パウンドケーキ型は三つ用意しておくと一度に三種類のテリーヌを焼くことが出来る。

 中でもおすすめのものは

  ほうれん草(ゆでて刻む)、チーズ(多め)、バター、塩こしょう

 ほうれん草はブロッコリーなどに替えても美味しい。


 上に小麦粉を少し加えても良い。

 中に小麦粉をまぶしたゆで卵やゆでた人参などをはめ込むと、切り口は色鮮やかになる。


 さつまいも(或はりんご)、砂糖、卵小麦粉、シナモン、バター、(あればレーズンなど、これは表面には出さない)

 上をパイレックスのパウンドケーキ型に流し込んで同時に焼くと、デザートまで同時に出来上がる。

 
 
 上にスパゲティと香味野菜を加えた生サラダがあると、イタリアンである(爆)

 昨日『ボルゲーゼ美術館展』を観てふとこんなことを書いてしまった。


 最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。
 

 
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『 京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』平成21年度 第12回(10/27から2/27)

2009年12月16日 | 美術・文様・展示物




 (↑ 乱鳥12月恒例の『鉄輪』でごじゃりまする.)





  『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』

       平成21年度 第12回(10/27から2/27)(計11点)



 顔見せに行く前に一人で京都国立近代美術館にいく。

 現在『ボルゲーゼ美術館展』と『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』

『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』を見るのに時間がかかり、『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』はざっと観たが、これが良かった。

 素晴らしいものが多い。

 エルンストあり、モンドリアンあり、ルドンあり、マチスあり、ピカソありといった具合。

 日本の画家や陶芸家もすごかった。

 長谷川潔はもっと丁寧に観たかったが、時間が無い。

 安井曾太郎や坂本繁二郎もある。これはたまらない。


 限られた時間。わたしは直感的に須田国太郎と小出楢重と富本憲吉と重きを置いて集中的に見ることに決めた。

 須田国太郎は4点。

 鵜などなじみの絵。

 中でもわたしの心をとらえたのは紙にグワッシュで描かれた能の作品。

『山姥』であった。

 まだ聴いたことの無い『山姥』だが、昨日夜中に『観世流百番集』を取り出して『山姥』を楽しむ。

 5番ものの『山姥』ということだ。

 読み進めると、知らない『山姥』の曲が聞こえてくるかのような錯覚に陥る。

 目に焼き付けた須田国太郎の『山姥』がよみがえる瞬間であった。


 小出楢重は静物画。

 いきの良い鰯が描かれていたことが思い出される。

 この画家は女性の裸体を描こうが鰯を描こうが、同じ尺度で被写体をとらえる感がある。

 この感覚は面白い。

 今回は女性ではないが、彼の裸体の絵を見ると.ぞうきんを絞ったような腰が描かれ、驚くばかりである。

 色調はコーラルレッドを混ぜたのではないかといった赤がひきたつのが特徴。

 けして理数的音楽的感覚の絵ではないのに何かしら惹かれるものがある。

 色彩が好きなのではなく、この画家の被写体に対する姿勢が好きだ。


 富本憲吉の器や入れ物を多く観た。

 上から下から横から斜めから器をなでまわす。

 色調は赤などが多く、細やかな蝶などの「幾何学敷詰め文様」(かってにわたしが名付ける)が多い。

 柄が一面にひかれているが、結構上品で、丁寧な絵付け。赤金の使い方も程よい。


 富本憲吉の単彩の器『土焼銅彩大皿』は色も形も美しい。

 斜め下から観る曲線は純粋な少女が羽を広げようとしているようだ。

 富本憲吉はこういった一色の中にドラマ性をもつ作品もあり、魅力的に感じた。


『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』は思いのほか良い作品が公開されている。

 本来ならば独立して『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』も楽しみたい。

 早足でも二時間はかかりそうな『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』だったが、今回は友人との待ち合わせ時間があり、一時間くらいで観終わったのが残念。

 一時間では三人の芸術家の作品を眺めるのがいっぱいいっぱいなので、『ボルゲーゼ美術館展』と『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』は時間に余裕を持っていかれることをお勧めする。



               『ボルゲーゼ美術館展』12月27日まで
                  
               『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』2010年2月27日まで

                  すぐ側にローソンはあるが、神宮道博宝堂(画材店)なら絵のついた前売り券あり



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師走の京都を楽しむ。藤十郎さまに手を振っていただく喜び。

2009年12月16日 | 舞台・音楽 雑感メモ









 12月15日

 朝一(9時半)に京都近代美術館『ボルゲーゼ美術館展』に飛び込む。

『ボルゲーゼ美術館展』と常設特別展を三時間余楽しんだ後、懐かしの市バス(5系統)にのって四条河原町下車。

 尾州屋の蕎饅頭と柚饅頭を購入して四条京阪へと向かう。

 
 2時に待ち合わせ。

 友人と出会い、お茶。

 一人の和服美人と二人の洋服美人。(よく言うよ!)

 三人集まるとかしましいこと。


 少し早めに店を出て南座楽屋入り口あたりでおしゃべり。

 やったね!

 藤十郎さまがタクシーに乗られたよ。

 愛想良くわたくし!!にいつまでもずっと手を振って下さった。

 絶対わたくしに振って下さったんですってば。


 三人が三人とも自分に手を振っていただいたと思う精神的御健康ぶりのおちゃらけたわたしたち。

 いつまでもわたしたちが集まれば昔のまま time-slip(←ばりばり日本語^^;;)。


 そうは言いつつ,内心和服美人に感謝するわたし。

 友よ、ありがとう。




 最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

『ボルゲーゼ美術館展』『常設特別展』『顔見世夜の部』は後ほど記録させていただきたいと思います。


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12月 お誕生日を迎えられたみなさまへ

2009年12月16日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



    12月 お誕生日を迎えられたみなさまへ







      お誕生日、おめでとうございます。

  

   あなたに、もっと多くの幸せが訪れますように!
 




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無題

2009年12月14日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 別段何をするでもなく、写真をいじって遊んでいた。

 こういった何気ない時間をもつ喜びは格別。

 

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映画『Public Enemies パブリック・エネミーズ  』 ジョニー・デップ

2009年12月14日 | 映画




        ジョニー・デップ


         『Public Enemies パブリック・エネミーズ 』 



 2009年 アメリカ

 ブライアン・バロウ原作 (ノンフィクション)

 マイケルマン監督


キャスト

 ジョニー・デップ

 クリスチャン・ベイル

 マリオン・コティヤール

 チャニング・テイタム

 スティーヴン・ドーフ

 ジョヴァンニ・リビシ

 ビリー・クラダップ

 ブランカ・カティッチ  他



 昨日から公開の『Public Enemies パブリック・エネミーズ 』を楽しむ。

 親孝行な息子は、映画につきあってくれた。

 親子で映画を見るのは少々ためらいがあるので、席が空いているのをこれ幸いに少し離れて座った。

 そういうとジョニー・デップ出演の『スイニー・トッド』も息子といったんだった。

 今頃は息子は◯◯◯に乗り、自分の社宅に向かっていることだろう。

 夜には電話があるかな。


 ジョニー・デップは今回はカッコイイ銀行強盗焼く。

 情に厚く、皆を切り捨てようとはしない。

 強盗なのに感情移入してしまう男らしさ。


 人種問題を初めと後にもってきて愛情をうまく表現。

‘Bye-bye .Black a bird’
という台詞が心にしみる。


 一月にはまたジョニー・デップの映画があるらしい。

 予告によると、悪魔に少女を生け贄に差し出すといった感じ。

 寓話的内容かな?・・・。

『楽しみがまた増えた。』
とほくそ笑む。


 みんな、ジョニー・デップを見に行こうよ。





 今回も記録のみにて失礼申し上げます。

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ただ、それだけ。

2009年12月13日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.






 月曜日に有休をいただいたそうで、三連休の息子が帰ってきた。

 昨日今日の二日間、家族全員でのんびりと夕食をいただく。


 明日の晩ご飯からはわが家はまた三人。

 火曜日。息子は同僚と寒空の中外食することだろう。

 もうすぐChristmas。


 Christmasを楽しまない国ってどんな感じかな。

 想像できない闇夜の世界。

 内なる叫び、Merry Christmas

 精神的予防のためにH.G.ウェルズでも読んでおくか(笑)


 こじゃれたワインが欲しい訳じゃない。

 ゆっくりしたいだけなんだ。

 窓さす光にまどろんで、一日中ぼわんとしていたい。

 ただ、それだけ。







コメント (5)
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