乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

そろそろ荷造りをせねばなるまい。

2009-12-17 | イラン2007~2010(6回)


 18日、天気予報ではテヘランは雪。

 その後三日間ほど雨らしい。到着頃は雨の出迎えか(笑)


 今回はテヘランはつなぎだけで、夏場には暑くて過ごせない地方に行くというが、一体どの程度の服装をすればいいんだろう。

 
 現地の知人の一時帰国時の話によると、南は暑く、北は日本と同じくらいだということだ。

 だが、出発時に現地が雪とは若干の番狂わせである。

 そういえば今年の正月、テヘランは大雪。

 かなりつもったという。

 わたしは冬のイランを知らないので今回はかなり緊張しているが、家族はのんびりしたものだ。


 イランではクーラーはきいているものの、暖房については全く知らない。

 多分ホテルもタクシーもイランのお国柄から言うと、一抹の不安。

 荷物にはなるが、ホカロン60個(2個×2人×2週間)を持っていこうか・・・。


 あれこれ悩む前に、そろそろ荷造りをせねばなるまい。

 
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京都国立近代美術館『 ボルゲーゼ美術館展 』

2009-12-17 | 美術・文様・展示物



   

   

   

    京都国立近代美術館『 ボルゲーゼ美術館展 』

      


 ルネサンスとバロックの輝き 『 ボルゲーゼ美術館展 』を楽しむ。

 日本初公開のイタリア美術も多く公開され、満足。


 レアンドロ バッサーノ の『聖三位一体』は小さいながらも印象深い。

 十字架に架けられたキリストだが、安堵した表情。

 希望というなの光さす雰囲気。

 優れたデッサン力と重厚感が魅力であった。


『 ボルゲーゼ美術館展 』は時代別に展示され手板が、その年代によって描き方に特徴が現れている。
 
 好きな作風の並ぶ部屋とまぁまぁといった作品が並ぶ部屋がはっきりと別れている。


 さすがに今回は前宣伝も大きかったラファエロ・サンツィオの
『一角獣を抱く貴婦人』に人が集まる。

 この絵の横には一角獣を抱く貴婦人ではなく、木のノートにペンで筆とる貴婦人が描かれた写真が展示されていた。

 こういった絵画の一部が変わるといった絵を昔何かの美術展で観たことがあるが、思い出せない。

『一角獣を抱く貴婦人』の近くには『横たわるモナリザ』が『一角獣を抱く貴婦人』を観る人々を見守っていた。


 サンドロ ボッティチェリと その弟子たちの『聖母子 洗礼者ヨハネと天使』(円形)は見事なできばえであった。

 キリストの左手の柘榴は豊穣多産」「復活」に意味をなすと記されていた。

 柘榴は中国は吉祥文様。イランなどでも好まれる文様のひとつで、西文化における意味合いは大きい。

 今回観た至りなのキリスト絵画でも柘榴が描かれ、こういった絵画の中にも日本の絵馬的役割を果たしところの祈願が描かれていたとことに興味を覚えた。


 この美術展を観るとバロック音楽が聴きたくなる。

 わたしはレコードを選び、用事をしながら聴いている。

 こういった感覚はうれしい。

 美術を楽しんだかいがあるというもの。

 そういった意味合いでもイタリアの香り漂う『 ボルゲーゼ美術館展 』は観るに値すると感じる。


 このあと、京都国立近代美術館コレクション・ギャラリー 平成21年度 第12回を楽しんだ。

 今、京都国立近代美術館は面白い。

   

 尚 先日書き忘れたが、京都国立近代美術館は展示終了後、春頃まで閉館される予定。

 詳しくは公式ホームページでお調べ願いたい。




               『ボルゲーゼ美術館展』12月27日まで
                  
               『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』2010年2月27日まで


                    すぐ側にコンビニはあるが、神宮道博宝堂(画材店)なら絵のついた前売り券あり

 


   



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野菜

2009-12-17 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 またもや野菜ネタで申し訳ありません。



 今朝、歴史クラブの先輩がお野菜を持ってきて下さった。

 朝一番に収穫された野菜たちの顔は瑞々しい。

 白菜、壬生菜、ネギ、チンゲンサイ、大根などが箱にぎっしりと詰め込まれている。

 奈良という知らない土地の、人の親切はありがたい。


 先輩のお野菜は、完全有機農法だと言われる。

 いつも購入している野菜と同じように、色々な虫がついている。

 虫は苦手で箸でつまんでは捨てている怖がりようだが、これはわたしのうれしい悲鳴である。


 わたくしごとだが、結婚してしばらくの間 市内からはなれて桂に住んだことがあった。

 子どもには自然に触れさせたいといった気持ちが強かったからだ。


 家庭菜園を結構広く借り、休日は畑で遊んでいた。

 畑というより、子どもとのどろんこごっこだった。

 広い畑の割には収穫は薄い。

 落花生などは全滅といった始末で、笑ってしまった。

 収穫は野良仕事を知らないわたしにとっては限られたものであったが、これがまた楽しい。

 土、水、太陽、風、雨そして小さな苗。

 全てがわたしたちの見方であった。


 トマトや胡瓜はこどもたちが喜んで収穫した。

 やはりそのまま食べることの出来る実ものはうれしかったようだ。


 家庭菜園の近くでおにぎりやお菓子を広げたこと。

 花や雑草で首飾りや花束をつくったこと。

 帰りに鶏小屋から卵を購入したこと。

 友人に野蒜やスベリヒユを教えてもらい、食卓にのせたこと。


 時には車で、時には自転車四台で畑に向かった。

 子どもたちは小さな自転車を飛ばしてはしゃいでいた。


 今は自分の家庭菜園をもたず農家の方から購入したり歴史の先輩から頂戴したお野菜がわが家に息吹をもたらす。

 畑か・・・。

 そうだ、来年は何か実ものとハーブを育ててみよう。


 ところで、18日からでかけるが、この大量の野菜はどうしたものか。

 冷凍室はすでに満杯。

 こうなれば、冷凍室を食べる前に、娘に生野菜を調理させて食べてもらわねばなるまい。


 手塩をかけて育てていただいたお野菜を頂戴したからには、大切にいただかねばなるまい。

 みなさまのご親切に感謝する日々である。




 

 最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

 心より感謝申し上げます。

 

 
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ひとはしる

2009-12-17 | ことのは










        ひとはしる


    冬の京都は 底冷える

    山は師走で 赤映ゆる

    櫓提灯 大芝居

    四条大橋 ひとはしる







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