乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

イタリアンな思い。

2009年12月16日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 農家の方から直接お野菜を購入し始めて、二ヶ月ほどたつ。

 その前は週一の朝市で地場野菜を購入していた。

 このことは先日も書いたような(爆)


 18日に薮用でイランにたつので食材を余り買うべきでなかった。

 だが、先日息子が帰るというので勇みだって野菜を買いすぎた。

 先日からそのお野菜を使っていろいろな料理を作り続け、冷凍保存。

 新鮮な野菜を買ったが、何のことだか・・・お笑いぐさである。


 いろいろな料理を作った。

 お弁当箱に、いろいろな種類を少しずつ入れておいたものも用意した。

 わが家の冷凍室はもう既にいっぱいで、タッパーのモザイク状態。

 今日つくったおかずは何処に入れようかと思い悩む。


 大根4本,人参10本以上、ブロッコリーは使い勝手が良いが、白菜と水菜が丸々残っている。

 赤株2個、長芋と大和芋、さつまいも、ゆず8個も残っている。

 今夕食の用意と大量の大鍋につくった煮物も問題である。

 主婦として、食べ物は捨てたくはないという気持ちと現実との葛藤。


 料理を作るのは好きだが、ここのところ食材に追われた感じでがする。

 野菜が多く、外食も控えている。

 お野菜にかけたお値段と外食とを考えると雲泥の差でおとく感はある。

 だが、たまにはお外でも楽しみたい。


 こんなとき、ちょっとしたものが食べたくなるのが世の常。

 お好み焼き、ラーメン、餃子などが食べたい。

 定期 的に食べたくなるが、わたしは奈良でこれらの美味い店を知らない。


 野菜を多く食べると体の調子がすこぶる良い。

 以前から野菜は多くとることを心がけてはいたが、最近は義務感に追われて食べているきらいもある。

 そうなると手足があたたかさはサプリメントどころではない。

 二ヶ月も驚くばかりの野菜を朝昼夜と食べると、てきめん。色々なところに効果が現れる。

 不思議だ。


 以前はパンを毎日焼いていたが、春から息子がいないので今は隔日くらいで焼いている。

 変わりに野菜や果物や芋類などその時々によっての食材を使い、卵や小麦粉などを使って混ぜ込み、パイレックスに流し込んで焼いている。

 パイレックスの長所か、表面に油をぬらないですむところ。

 へらで美味く取り出すことが出来る。


 パイレックスは様々な形がある。

 正方形、長方形の大きなものからパウンドケーキ型。

 パウンドケーキ型は三つ用意しておくと一度に三種類のテリーヌを焼くことが出来る。

 中でもおすすめのものは

  ほうれん草(ゆでて刻む)、チーズ(多め)、バター、塩こしょう

 ほうれん草はブロッコリーなどに替えても美味しい。


 上に小麦粉を少し加えても良い。

 中に小麦粉をまぶしたゆで卵やゆでた人参などをはめ込むと、切り口は色鮮やかになる。


 さつまいも(或はりんご)、砂糖、卵小麦粉、シナモン、バター、(あればレーズンなど、これは表面には出さない)

 上をパイレックスのパウンドケーキ型に流し込んで同時に焼くと、デザートまで同時に出来上がる。

 
 
 上にスパゲティと香味野菜を加えた生サラダがあると、イタリアンである(爆)

 昨日『ボルゲーゼ美術館展』を観てふとこんなことを書いてしまった。


 最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。
 

 
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『 京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』平成21年度 第12回(10/27から2/27)

2009年12月16日 | 美術・文様・展示物




 (↑ 乱鳥12月恒例の『鉄輪』でごじゃりまする.)





  『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』

       平成21年度 第12回(10/27から2/27)(計11点)



 顔見せに行く前に一人で京都国立近代美術館にいく。

 現在『ボルゲーゼ美術館展』と『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』

『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』を見るのに時間がかかり、『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』はざっと観たが、これが良かった。

 素晴らしいものが多い。

 エルンストあり、モンドリアンあり、ルドンあり、マチスあり、ピカソありといった具合。

 日本の画家や陶芸家もすごかった。

 長谷川潔はもっと丁寧に観たかったが、時間が無い。

 安井曾太郎や坂本繁二郎もある。これはたまらない。


 限られた時間。わたしは直感的に須田国太郎と小出楢重と富本憲吉と重きを置いて集中的に見ることに決めた。

 須田国太郎は4点。

 鵜などなじみの絵。

 中でもわたしの心をとらえたのは紙にグワッシュで描かれた能の作品。

『山姥』であった。

 まだ聴いたことの無い『山姥』だが、昨日夜中に『観世流百番集』を取り出して『山姥』を楽しむ。

 5番ものの『山姥』ということだ。

 読み進めると、知らない『山姥』の曲が聞こえてくるかのような錯覚に陥る。

 目に焼き付けた須田国太郎の『山姥』がよみがえる瞬間であった。


 小出楢重は静物画。

 いきの良い鰯が描かれていたことが思い出される。

 この画家は女性の裸体を描こうが鰯を描こうが、同じ尺度で被写体をとらえる感がある。

 この感覚は面白い。

 今回は女性ではないが、彼の裸体の絵を見ると.ぞうきんを絞ったような腰が描かれ、驚くばかりである。

 色調はコーラルレッドを混ぜたのではないかといった赤がひきたつのが特徴。

 けして理数的音楽的感覚の絵ではないのに何かしら惹かれるものがある。

 色彩が好きなのではなく、この画家の被写体に対する姿勢が好きだ。


 富本憲吉の器や入れ物を多く観た。

 上から下から横から斜めから器をなでまわす。

 色調は赤などが多く、細やかな蝶などの「幾何学敷詰め文様」(かってにわたしが名付ける)が多い。

 柄が一面にひかれているが、結構上品で、丁寧な絵付け。赤金の使い方も程よい。


 富本憲吉の単彩の器『土焼銅彩大皿』は色も形も美しい。

 斜め下から観る曲線は純粋な少女が羽を広げようとしているようだ。

 富本憲吉はこういった一色の中にドラマ性をもつ作品もあり、魅力的に感じた。


『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』は思いのほか良い作品が公開されている。

 本来ならば独立して『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』も楽しみたい。

 早足でも二時間はかかりそうな『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』だったが、今回は友人との待ち合わせ時間があり、一時間くらいで観終わったのが残念。

 一時間では三人の芸術家の作品を眺めるのがいっぱいいっぱいなので、『ボルゲーゼ美術館展』と『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』は時間に余裕を持っていかれることをお勧めする。



               『ボルゲーゼ美術館展』12月27日まで
                  
               『京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー』2010年2月27日まで

                  すぐ側にローソンはあるが、神宮道博宝堂(画材店)なら絵のついた前売り券あり



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師走の京都を楽しむ。藤十郎さまに手を振っていただく喜び。

2009年12月16日 | 舞台・音楽 雑感メモ









 12月15日

 朝一(9時半)に京都近代美術館『ボルゲーゼ美術館展』に飛び込む。

『ボルゲーゼ美術館展』と常設特別展を三時間余楽しんだ後、懐かしの市バス(5系統)にのって四条河原町下車。

 尾州屋の蕎饅頭と柚饅頭を購入して四条京阪へと向かう。

 
 2時に待ち合わせ。

 友人と出会い、お茶。

 一人の和服美人と二人の洋服美人。(よく言うよ!)

 三人集まるとかしましいこと。


 少し早めに店を出て南座楽屋入り口あたりでおしゃべり。

 やったね!

 藤十郎さまがタクシーに乗られたよ。

 愛想良くわたくし!!にいつまでもずっと手を振って下さった。

 絶対わたくしに振って下さったんですってば。


 三人が三人とも自分に手を振っていただいたと思う精神的御健康ぶりのおちゃらけたわたしたち。

 いつまでもわたしたちが集まれば昔のまま time-slip(←ばりばり日本語^^;;)。


 そうは言いつつ,内心和服美人に感謝するわたし。

 友よ、ありがとう。




 最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

『ボルゲーゼ美術館展』『常設特別展』『顔見世夜の部』は後ほど記録させていただきたいと思います。


コメント (4)
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12月 お誕生日を迎えられたみなさまへ

2009年12月16日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



    12月 お誕生日を迎えられたみなさまへ







      お誕生日、おめでとうございます。

  

   あなたに、もっと多くの幸せが訪れますように!
 




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