乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

黄砂 2  山西省

2008-03-10 | 中国 2006~2019(7回)台湾、ベトナム、

 3月1日、バスの車窓から、上のような空を度々見た。

 うねりを上げる黄砂。恐ろしささえ感じる。

 この日は、先日にも記録したように、雲崗石窟や九竜壁を訪れた。

 北京の暖かさに比べ非常に寒く、風は吹き荒れ、黄砂で覆われる。

 

 山西省をバスで走っていると、棚田らしきものを度々見る。

 だがそこには作物はなく、点々と植林された葉のなき低木が認められる・

 あたり一面黄土色の土・・・。

 雲南省なら今頃は、見事な菜の花の棚田だろうし、水分を含む赤土だと思うと、中国の広大さを感じる。

 

 石炭を掘リ、生活する土色の民家。

 北京まで石炭を運ぶ車両連結が多く、かなり長いの汽車を何度も見た。

 モノクロームな世界に近い環境の中で、汽車はなじみ、すぐそばの道路では大型高級車の走行も多く見られる。

 中国は色々な意味で、広いと感じた旅であった。

 

 

 

   

 上の写真は同一日。空によって、こんなに色が違う。

 砂漠化した棚田が物悲しい。

 場所によっては雨風で縦にえぐられ、崖のようななっている。

 もろい砂地。

 自然の厳しさを感じた。

 

 

 

 

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黄砂 1  山西省

2008-03-09 | 中国 2006~2019(7回)台湾、ベトナム、

 

 2008年3月1日、中国の山西省にいた私。

 いきなり今年一番の規模のの大部分に、華北地区の黄砂による砂嵐に襲われる。

 景色はぼんやり。

 空はどんよりと黄土とグレーぽい色で、ぼやけて暗い。

 微妙に呼吸は苦しいと感じたのは、気のせいか・・・。

 中国人の中にはマスクをした人も多く、不安はつのる。

 

   

 

 

 この日は 雲崗石窟や九竜壁を訪れた。

 北京に比べ非常に寒く、風は吹き荒れ、黄砂で覆われる。

 北京前日(2月29日)18℃に比べ、次の日(3月1日)は、雲崗石窟あたりはマイナス8℃くらいだとガイドの説明。

 この黄砂は 北京・天津地区、河北中南部と山東省北部にまで拡大しただけではなく、帰宅後、子どもたちによると一日から二日遅れ出、日本にも達したという。

 地球規模で、不思議さを感じる。

 

 先日 黄砂予報は三日単位で発表と新聞に書かれたいた。

 今回みを持って実感した黄砂であった。

 

 今年はことのほか、目がかゆい。

 花粉症か黄砂の影響かは定かではない。

 黄砂の影響は数日たって現れるという。

 

 バス車窓から撮った景色も例外なくぼんやりとした空。

 幸か不幸か、こんな経験をするとは思いもよらなかった・・・。

 ここはひとまず笑って流すとしよう。

 だはははは・・・。

 

 

 

 

 

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『龍のすむ日本』 黒田 日出男著 岩波新書 新赤版 831

2008-03-08 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫
(写真は去年 奈良の信貴山で行われた火渡りの様子です。)

 

 

記録だけ  2008年度 21冊目   

 

  

   『龍のすむ日本』

 

  

                   

 著者 黒田 日出男

 岩波新書 新赤版 831

 232ページ 780円+税

 

 三月八日、二冊目は 『龍のすむ日本』。

 個人的な話だが、初めの三分の一は結構難しく、また、あまり関心もない内容だった。

 著者、黒田 日出男氏の書物は以前にも読んだことがある。

 http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8c9c7e6a33f96452adb09233ba8a234e

 (『謎説き 洛中洛北図』 ↑ )

 

 龍と 水や山、日本の暮らしや信仰などのかかわりが詳しく書かれている。

 内容的に、歌舞伎の演目『成神』を思わせる記述あり。

 また、龍動説などにも興味を覚えた。

 火口から噴きあがる煙も龍としてたたえられていたということなども書かれていたので、何となく上の写真を選びました。

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『中国神話』天地を分けた巨人 世界の神話 7 君島久子 著

2008-03-08 | 読書全般(古典など以外の一般書)
(写真は去年 奈良の信貴山で行われた火渡りの様子です。)

 

 

記録だけ  2008年度 20冊目   

 

  

   『中国神話』天地を分けた巨人

   世界の神話 7

 

  

                   

 著者 君島 久子

 発行所 筑摩書房

 210ページ 980円+税

 

 三月八日、一冊目に『中国神話』天地を分けた巨人

世界の神話 7を読む。

 以前 雲南省でも触れ合うことの出来た 少数民族の民話などが集められており、懐かしい。

 民話からその方たちの生活がより深く知ることが出来、楽しい一冊だった。

 

 今回行った山西省では一流飯店の舞台で行われた影絵などの裏側を見せていただいた。

 十代の若者たちは片田舎から出稼ぎに来た、見たところ小数民俗の方たちで、なんだか漢民族に対してとはまた違った 愛情が芽生えた。

 民俗にかかわらず中国の若者たちも、がんばってるんだなぁ・・・。

 

 山西省の写真を整理でき次第、記録していきたいと思っています。

 お心使い下さっております皆様に、感謝いたしております。

 ありがとうございます。

 よろしければ、見に来てくださいね。

 

 

 

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春を告げる 蕗味噌

2008-03-06 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 皆様、おひさしぶりでございます。

 短い旅行でしたが、先日 中国より帰ってまいりました。

 

 中国では雲崗石窟と双林寺に感動、料理の美味しさに感激。

 また、たまたまでしたが、山西省も 龍ともつながりの深い地のひとつで、まるで学生時代の頃 テストのヤマカンが当たった時と同じ位に心が高鳴りました。

 

 帰宅後、掃除や洗濯、買いものなどに追われる乱鳥。

 思い出にふける乱鳥。

 そして、さぼる乱鳥・・・。(汗)

 

 あっという間に一日、また日を重ねてしまいました。

 写真が全く整理できておりません。

 折をみて、旅行の記録を残したいと思っております。

 よろしければお付き合い下さいませ。

 

 今日、庭の片隅のふきのとうを摘み取り、三十本ばかり使って蕗味噌(ふきみそ)にいたしました。

 蕗味噌は私始めての経験です。

 ブログで とある方に教えて頂いたお料理です。

 ありがとうございました。

 京都風に白味噌を使い、アレンジして作らせていただきました。

 少し味見いたしますと、なんだかとっても美味しい。

 ご飯や ゆでたお野菜、田楽などにとても合いそう。

 春を告げる味と香りに心より喜んでいます。

 

 今夜は和風もどき料理です。

 てんぷら色々(ふきのとうも含む)、菜の花のからしあえ、千切りのたいたん、豆腐の味噌汁、そして蕗味噌という素朴なメニューです。

 後は家族の帰宅を待つばかり。

 

 旅行写真の整理がついてないのと、初蕗味噌がうれしいという理由で・・・今日は珍しく、料理を記録させていただきました。

 お読み下さいまして、ありがとうございました。

 これからもよろしくお願いいたします。

        

        ご訪問頂き、感謝する笑鳥

 

 

 

 

 

 

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