乱鳥の書きなぐり

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19: 『祝いの食文化』松下 幸子 (著) 東京美術選書 草餅は元々は「ハハコグサ」が使われていたという。

2014年01月26日 | 読書全般(古典など以外の一般書)
        日本の餅地図(丸、四角、ゆでる、焼く)



   19: 『祝いの食文化』松下 幸子 (著)



祝いの食文化
(東京美術選書)
松下 幸子 (著)


 今年最初に松下幸子氏の『江戸料理読本』を読み感動したので、『祝いの食文化』を読む。
 一例にすぎないが、民俗学に出てきた餅や餅無し正月を出典も記され、また別の言い方で書かれている。
 素敵な研究者だなと、改めて感じた。
 松下 幸子先生の授業を受けてみたかった!

 興味深い事柄が満載。
 書き出すときりがないくらいに気になる部分が多いので、省略させて頂きます。




 草餅は元々は「ハハコグサ」が使われていたという。


 東アジアにおけるヨモギ利用文化の研究
*本稿は卒業論文に一部修正を加えたものである
 99L1034T 神谷 正太 
(http://mayanagi.hum.ibaraki.ac.jp/students/03/kamiya.htm)
             から抜き出させて頂きました。
① 草餅の歴史は古く、その名は平安朝の『文徳実録』(八七九年)に初めて記されている。
 野有草、俗名母子草、二月始生、茎葉白脆、毎属三月三日、婦女採之、蒸擣以為餻、伝為歳事。
(野に草あり。俗に母子草と名づく。二月始めて生ず。茎葉白くして脆し。三月三日に婦女これを採りて蒸し擣いて以て餻とす。伝えて歳事とす)。
 当時の草餅はこのハハコグサを搗き入れた餅で、今日のようなヨモギではなかったが、すでに三月三日の歳事の餅であった。


 

目次

めでたい食べ物

海老

するめ
昆布
鰹節

赤飯
小豆飯
すし


祝いの行事の食べ物
正月と食べ物
鏡餅
屠蘇
雑煮
おせち料理
七草粥
雛祭
端午の節供
七夕祭
月見
年越しそば




 みなさま、
 見て下さいましてありがとうございます。
 
 


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2 コメント

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こんにちは (小父さん)
2014-01-27 12:04:01
むずかしか~!(博多弁)

乱鳥さんは本が書けますね。

エッセイスト 乱鳥 とかで。

全然売れなかったらごめんなさいです(笑)

丸、四角、ゆでる、焼くね~、文化人類学になるんでしょうか!?
返信する
ありがとうございます^^ (小父さんへ)
2014-01-27 16:34:48
多くのうれしいコメントをありがとうございます☆

うひゃひゃうひょひょ
じゃ、書きます!
題して、「間違い字探し帳」
    こりゃ!だめだ


【煮る】ですね^^
江戸食文化ですから、文化人類学
本書は文化人類学とか民俗学とか歴史とかの雑煮です。

小父さん
寒いのでお身体に気をつけて下さいね。
返信する

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