乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

おうちでお芝居  10月1にち~10月20日

2011年10月22日 | TVで 歌舞伎・能楽




仮名手本忠臣蔵~大序・三段目

仮名手本忠臣蔵~四段目

妹背山婦女庭訓~吉野川


 上の三演目は以前に記録



お江戸みやげ

出演:中村芝翫 中村梅玉 中村福助 中村松江(現・魁春) 中村富十郎
2001年
62分
カラー
田舎から出てきた後家二人が、ふとした事から芝居役者とその恋人の揉め事に巻き込まれてしまう。心地良い後味が残る川口松太郎作の新作歌舞伎。金勘定に細かいお辻と、酒好きで万事に鷹揚なおゆう、対照的な二人のユーモラスなやりとりがみどころ。芝翫のお辻に富十郎のおゆう、梅玉の栄紫、福助のお紺、松江(現・魁春)の文字辰という配役で好評を得た舞台をお届けする。 (2001年/平成13年4月・歌舞伎座)



新皿屋舗月雨暈~魚屋宗五郎

放送日 10月
10(月) 後04:45
28(金) 後04:45
出演:松本幸四郎 中村時蔵 市川染五郎 市川段四郎
2005年
79分
カラー
芝神明社の祭りの日。魚屋を営む宗五郎の家に哀しい知らせが届く。宗五郎の妹お蔦は、旗本磯部家へ奉公に上がり殿様の妾となったが、不義の疑いを掛けられて殺されてしまったのだ。ところがその疑いは全くの濡れ衣…。それを聞いた宗五郎は無念の思いを押さえ切れず、自らの禁酒の誓いを破って酒樽に手をつけてしまう。酒が入ると暴れだす性質の宗五郎は、角樽片手に磯部の屋敷へ暴れ込んでいくが…。河竹黙阿弥作の世話物で、本名題が「新皿屋舗月雨暈」ということでも分かる通り「皿屋敷」伝説を踏まえた作品。 (2005年/平成17年1月・歌舞伎座)



双蝶々曲輪日記~引窓

出演:市川染五郎 片岡孝太郎 中村松江 中村種太郎(現・歌昇) 尾上松緑 中村東蔵
2010年
75分
カラー
親子兄弟それぞれの義理と情を描いた心に沁みる丸本世話物の名作。 舞台は京都近郊の八幡の里。南与兵衛の家に、相撲取りの濡髪長五郎が訪ねてきて、のどかな月見の夜が一転する。下手人である実子長五郎と、役人になった義理の息子与兵衛の間で、戸惑い苦しむ母お幸…。「引窓」とは明かりを採るための天窓でこの窓から差し込む月の光が一家の明暗を照らすこととなる。染五郎の南与兵衛後に南方十次兵衛、松緑の濡髪長五郎、孝太郎のお早、東蔵のお幸ほかの配役で。 (2010年/平成22年9月・新橋演舞場)





身替座禅

出演:中村富十郎 中村歌昇 中村吉右衛門
1999年
59分
カラー
常磐津・長唄掛け合いの舞踊劇。普段は立役をする俳優が、怖い奥方を演じるのがこの作品の面白みであり見どころです。今回は、富十郎の右京、吉右衛門の玉の井、歌昇の太郎冠者でご覧頂きます。恐妻家の右京(富十郎)には花子という愛人がいました。なんとか花子に会いたい右京は、奥方玉の井(吉右衛門)に座禅を組むから誰も近づくなと言い付けると、家来の太郎冠者(歌昇)に自分の身替わりに衾(ふすま=掛けふとん)をかぶせ、こっそりと屋敷を抜け出します。やがて夫右京の心がけに感心した玉の井が、夫を見舞いに来ますが…。 (1999年/平成11年1月・歌舞伎座)





伊賀越道中双六~沼津   2回鑑賞

出演:中村吉右衛門 中村芝雀 市川染五郎 中村歌昇(現・又五郎)  中村歌六
2010年
117分
カラー
義理と人情が巧みに絡みあった義太夫狂言の傑作。 長らく生き別れになっていた父子が街道筋で偶然にめぐりあう微笑ましい出会いに始まるが、その父子が心ならずも仇討ちに巻き込まれて敵味方となってしまう。敵同士となってしまった哀れな親子とその人情が心を打つ作品。爽やかな和事味と哀愁を併せ持つ十兵衛、老齢の愛嬌と子を想う一途な平作、傾城の品格を持つお米と、それぞれに趣ある役どころが揃う。吉右衛門の十兵衛、歌六の平作、芝雀のお米で。 (2010年/平成22年9月・新橋演舞場)





一本刀土俵入

出演:中村勘九郎(現・勘三郎) 坂東三津五郎 中村七之助 中村宗生 松本錦吾 澤村由次郎 松本幸右衛門 市川高麗蔵 片岡芦燕 坂東彌十郎
2004年
83分
カラー
【出演】中村福助 長谷川伸の代表作で人情の機微を描いた股旅物の傑作。 巡業先で親方に見放され、行き倒れ寸前の取的(下っ端の力士)の茂兵衛を、取手宿の酌婦お蔦が気まぐれを起こして助けてやる。有り金全部に、櫛まで添えて渡し、立派な横綱になるように念を押すお蔦。その後、茂兵衛はひとかどの渡世人になるが、お蔦のことを忘れられずにいた。しかしお蔦はそんなことをすっかり忘れ…。二人の運命は大きく変わり、やがて思いがけない形で再会する。幕切れの名セリフ「…しがねぇ姿の横綱の土俵入りでござんす」が涙を誘う作品。 (2004年/平成16年9月・歌舞伎座)





籠釣瓶花街酔醒

出演:中村勘三郎 坂東玉三郎 中村魁春 中村勘太郎 中村七之助 中村鶴松 中村亀蔵 片岡市蔵 市村家橘 坂東彌十郎
2010年
113分
カラー
【出演】片岡秀太郎 片岡我當 片岡仁左衛門 先代十七代目勘三郎が上演を重ねた名作を豪華顔合わせで 先代十七代目勘三郎の追善に相応しい見どころ多い名作を豪華な顔合わせで。 上州からやってきた絹商人の佐野次郎左衛門は、下男の治六と共に吉原仲之町へやってくる。そこで全盛を誇る兵庫屋八ツ橋の華やかな花魁道中に出会った次郎左衛門はその美しさに心奪われ見染めるのだった。以後、八ツ橋の座敷に通い詰め、顔にあばたのある醜い風体ながらも八ツ橋の上客となる次郎左衛門だが…。江戸吉原で起こった百人斬りの事件をもとに講釈から脚色された世話狂言で、縁切物の代表作。次郎左衛門の役を深め上演を重ねた十七代目勘三郎の面影を偲ぶ舞台を、当代勘三郎の次郎左衛門に、玉三郎の八ツ橋、勘太郎の治六、仁左衛門の栄之丞の配役で。 (2010年/平成22年2月・歌舞伎座)





関八州繋馬~小蝶蜘

出演:中村魁春 片岡仁左衛門 中村時蔵 中村松江 中村玉太郎 中村歌昇 中村信二郎(現・中村錦之助) 尾上松緑 河原崎権十郎 中村東蔵
2006年
79分
カラー
【出演】中村梅玉 中村吉右衛門 尾上菊五郎 昭和45年に歌右衛門が舞踊劇として復活して以来36年ぶりの上演となった「関八州繋馬」。壮大な構想のもと常磐津、長唄、竹本の地方が結集しての大舞台です。平成18年4月「六世中村歌右衛門五年祭」の記念公演より、如月姫に魁春、頼信に菊五郎、良門に仁左衛門、伊予の内侍に時蔵、村々の男達の間狂言に吉右衛門、梅玉、東蔵に初舞台の玉太郎、四天王に松緑、信二郎、権十郎、また頼平には玉太郎改め松江という豪華配役でご覧下さい。 (2006年/平成18年4月・歌舞伎座)





倭仮名在原系図~蘭平物狂

出演:尾上辰之助(現・尾上松緑) 坂東八十助(現・坂東三津五郎) 尾上菊之助 坂東巳之助 市村萬次郎 尾上菊五郎
1999年
94分
カラー
昭和28年に明治座で二世松緑が復活上演し、立師の坂東八重之助が工夫した大掛かりな立廻りによって人気演目となった作品。ご覧頂くのは、当代松緑が初役で蘭平に挑んだ平成11年11月歌舞伎座「初代尾上辰之助十三回忌追善狂言」の舞台。昭和62年に40歳という若さで逝った初世辰之助(当代松緑の父)もこの蘭平を得意としました。辰之助(現・松緑)の蘭平、八十助(現・三津五郎)の与茂作、菊之助のおりく、巳之助の繁蔵、萬次郎の水無瀬御前、菊五郎の在原行平という充実の配役で。 (1999年/平成11年11月・歌舞伎座)




鴛鴦襖恋睦~おしどり

出演:尾上菊之助 市川海老蔵 尾上松緑
2009年
48分
カラー
かつて“平成の三之助”と呼ばれた菊之助、海老蔵、松緑が揃った華やかな舞踊劇 前半は、曽我兄弟の父である河津三郎(海老蔵)と敵役の股野五郎(松緑)が遊女喜瀬川(菊之助)をめぐって恋の争いとなる場面。勝負に負けた股野は喜瀬川を河津に譲った上、源氏に味方することを約束しますが、やがて股野の様子が豹変…。実は勝負に負けたのは策略で、雄鴛鴦の生血を混ぜた酒を河津に飲ませ乱心させようという股野の企てなのでした。後半は、股野に殺された鴛鴦の夫婦が寄り添い睦み合い、互いに羽ばたきながら仇の股野を散々に悩まし恨みを晴らします。かつて“平成の三之助”と呼ばれた菊之助、海老蔵、松緑が揃った華やかな舞踊劇をご堪能下さい。 (2009年/平成21年5月・歌舞伎座)



十七代目中村勘三郎二十三回忌追善 口上

出演:中村芝翫 中村勘三郎 幹部俳優出演
2010年
26分

幹部俳優がずらりと並び名優十七代目勘三郎の面影を偲ぶ 戦後の歌舞伎を代表する名優の一人で、立役、女方を問わず幅広い役を演じた十七代目勘三郎を偲び、芝翫、勘三郎をはじめ、故人所縁の幹部俳優が追善口上を述べる一幕。 (2010年/平成22年2月・歌舞伎座)






 今月もテレビで芝居を多く見た。

 数えきれない程演目があるが、くり懐紙見ても面白い。

 家で見ているとお気楽で、お菓子お茶を頂きながら楽しんだり、大向こうをはることだって可能だ、

 手が離せない場合はお鍋の前から声を聴いていても、舞台の状況は分かる芝居が多いので、これ幸いとお台所の仕事を勧めている場合もある。

 これだからおうちでのお芝居鑑賞はやめられない。

 いい加減な歌舞伎ファンだなぁ………。



 芝居記録は印象深かった順番に記録しました。

 題名などの記録だけで失礼いたします。

 今月も居見深い演目が多く、楽しんでおります。







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