乱鳥の書きなぐり

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ドラマ『六本木クラス  Roppongi Class』3.7★/5

2024年04月20日 | ドラマ

 

ドラマ『六本木クラス  Roppongi Class』3.7★/5

 

 ドラマ『六本木クラス』を観た。

 筋書きはおおむね面白かったかもしれない。

 興味をそそる部分と、やたら店舗の遅い部分が混在。

 面白いと思える部分と、見るのが面倒な感覚が入り交ざった感じは否めない。

【1】で終わる話を【1.4】倍、あるいは【1.6】倍まで伸ばし、主軸が揺らぐ。

 

 役者たちの荒削りの中で、香川照之と早乙女太一の過剰な顔芸がいろいろな意味で目を引いたが、手放しには喜べない。

 早乙女の凶器の中の顔芸は、一見うまさを感じさせるための小道具にしか感じられず、拒否反応が起こる。

 早乙女は好きな人は好きだろうが、わたくしにとってはこの顔の表情は、鼻についた。

 しかしながら、香川の顔芸はやりすぎたとはいえ、面白かった。やはりこの役者は、顔芸がこなれているのかもしれない。

 ただし、歌舞伎には、香川特有のこの縁起やオーバージェスチャーは不要。

 歌舞伎も見えを切ったり形を作ったりといったオーバージェスチャーは長年つと買われてはきたが、歌舞伎においては香川の演技はわたくし的にはいただけないと感ず。

 ドラマだと、割合に良い線は言っているとは思うのだが、、、

 

 こなれているといえば、バイブレーターの一人である光石研さんの演技が素晴らしい。

 非の打ちどころのない安定しこなれた演技は見入ってしまう。

 光石研さんや倍賞さんのようなこなれた役者をもっとおおく起用されていれば、この簿ラマはもっとおもしろくなったのかもしれない。

 

 このドラマの私としての見どころは、平手友梨奈のきりりとしたかわいらしさ。

 このキュートさで、このドラマはどれだけ救われていることか。

 彼女が出ていなければ、途中で見ることをやめていたと思う。

 

 平手友梨奈は初めて見たので調べてみると、欅坂46というグループに所属されている(いた?)らしい。

 欅坂46は聞いたことはあるが、どういったメンバーか、曲か、平手友梨奈が所属していたのかどうかすら知らない。

 このドラマでは、いい味を出しておられた。

 

 あと御一方。

 さとうなおみは難しい役どころであったが、役柄をしっかりと理解し、うまく演じておられた。

 うつくしい女優さんだが重厚で、演技が良かった。

 

 今回も見たという簡単な記録だけで、失礼いたします。

 

 

 
   
原作 チョ・グァンジン朝鮮語版
『六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜』
チョ・グァンジン / キム・ソンユン英語版
梨泰院クラス
脚本 徳尾浩司
演出 田村直己
樹下直美
本間美由紀
小野浩司
出演者 竹内涼真
新木優子
平手友梨奈
早乙女太一
鈴鹿央士
稲森いずみ
緒形直人
光石研
中尾明慶
矢本悠馬
さとうほなみ
近藤公園
田中道子
香川照之
ナレーター 谷昌樹
音楽 髙見優
エンディング [Alexandros]
Baby's Alright
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
時代設定 2006年 - 2022年

コメント
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