乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『ギリシア神話』39  ヘーラクレース十二功業12 「冥界のケルベロス犬の生捕り」 (ヘーラクレースはケルベロス犬をエウリュテウスに見せた上で、また、地獄に連れて行った。)  /忘却の椅子

2021-04-20 | ギリシア神話

 

 

『ギリシア神話』39  ヘーラクレース十二功業12 「冥界のケルベロス犬の生捕り」 (ヘーラクレースはケルベロス犬をエウリュテウスに見せた上で、また、地獄に連れて行った。)

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)のヘーラクレースの第十二 十二功業「冥界のケルベロス犬の生捕り」では次のように書かれている。

 

 ヘーラクレースは最後の仕事として、冥界の番人、ケルベロス犬を連れてくる難題を命じた。

 

 ケルベロス犬

    テューポーンとエドキナの子、ゲーリュオーンの番犬

    獅子の兄弟

 

 ヘーラクレースはそ者以外に行けない冥府にいくための秘宝を得る目的で、秘会に入会。

 しかし外人は入会禁止であった。

 ヘーラクレースはピュリオスの養子になり、秘会に入会した。

 

 生きた者は冥府に行けないので、ゼウスの命により、某二人に案内をこうた。

 

 地獄の門の近くで、冥府の女王に求婚した。

 

 ・・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・・。(省略)

 

 ヘーラクレースは冥界王ハーデスに、ケルベロス犬を求めた。

 冥界王ハーデスは、武器を使わないならば良いと答えた。

 

 ヘーラクレースはケルベロス犬を見つけ、

     胸当てをつけ、

     獅子の皮を身にまとい、

     犬の頭を両手でだき、

     尾の竜に噛まれたが、

     屈状するまで、怪物を締め付けた。

 

 ヘーラクレースはケルベロス犬をエウリュテウスに見せた上で、また、地獄に連れて行った。

 

 

地獄の番犬ケルベロス(ウィキペディアでは)

  ケルベロスはオルトロスの兄貴分であり、3つの頭を持つ犬の化け物。

 ヘーラクレースは冥界に入ってハーデースから「傷つけたり殺したりしない」という条件で許可をもらい、ケルベロスを生け捕りにした。

 その際、ペルセポネーを略奪しようとして「忘却の椅子」に捕らわれていたテーセウスとペイリトオスを助け出した。

 また、地上に引きずり出されたケルベロスは太陽の光を浴びた時、狂乱して涎を垂らした。その涎から毒草のトリカブトが生まれたという。  と記されている。

 -----------------------

忘却の椅子

 くじに負けたペイリトオスが誰を妻に選ぶべきかゼウスの神託を伺ったところ、

「わが娘でもっとも高貴なペルセポネーをなぜ妻としないのか」

というお告げがあった。

 これは皮肉とも警告とも受け取れたが、ペイリトオスは真に受けてタルタロスに入ることとし、テーセウスにともに行くよう求めた。

 タルタロスに入って戻れた人間はオルペウスかシーシュポスくらいでごく希であり、さすがのテセウスもこの話には気が乗らなかったが、結局誓いに縛られて同行した。

 二人は冥界に赴き、ハーデースの面前に立った。ハーデースに勧められて二人が椅子に腰掛けたところ、その椅子は「忘却の椅子」であった。

 椅子に捕らえられた二人はたちまち何もかも忘れて座りつづけた。

 4年後、ヘーラクレースがケルベロスを生け捕りにするためにタルタロスに降りてきたとき、テーセウスとペイリトオスは椅子に座ったままだった。

 二人は口もきけず、ただ手をさしのべて助けを求めた。

 ヘーラクレースはテーセウスを解放したが、このときテーセウスの尻の肉の一部が椅子に張り付いたまま残ったという。

 

 次にペイリトオスを椅子から助け起こそうとしたとき、大地が振動した。

 ヘーラクレースはペイリトオスを助け出すことができないことを悟り、そのまま脱出したという。

 これには、ヘーラクレースは二人とも助けたという説、逆に二人とも助けられなかったという説がある。

 このほか、テーセウスとペイリトオスはイアーソーン率いるアルゴナウタイに参加したともいうが、アルゴー船の冒険は二人がタルタロスに幽閉されていたときのことで、どちらも参加していないとする説もある。

 

 

 -----------------------

十二功業(十二の功業)

   ネメアーの獅子

   レルネーのヒュドラー

   ケリュネイアの鹿

   エリュマントスの猪

   アウゲイアースの家畜小屋

   ステュムパーリデスの鳥

   クレータの牡牛

   ディオメーデースの人喰い馬

   アマゾーンの女王の腰帯

   ゲーリュオーンの牛

   ヘスペリデスの黄金の林檎

   地獄の番犬ケルベロス

 

十二功業 十二の功業とは

 ギリシャ神話の英雄ヘラクレス(Heracles)が自身の妻子などを殺してしまった罪を贖うため、アポロン(Apollon)に神託を仰いだ結果として行った12の困難な業のこと。エリュマントスの猪やケルベロスの捕獲などが有名である。本来神託で命じられたのは「10の功業」であったが、2つが認められなかったために12の功業となった。

 

  ヘーラクレスの誕生

  キタイローン山の猪狩り

  オルコメスの征服

  狂えるヘーラクレス

  十二功業

  十二功業後の遠征

  オムパレー

  トロイエー遠征

  アウゲイアース王征服

  ピュロス攻略

  ヒッポコオーン征服

  デーイナネイラ求婚

  ネッソス退治

  ドリュオプス人及びラピテース人の戦い

  ペレルガ(副功業)

  ケンタロス退治

  エウリュティオーン退治

  キュウノス、アンタイオス、プーシーリス退治

  エーマティオン退治

  プロネーテウスの解放

  リュカーオーン退治

  オイカリア攻めとヘラクレースの死

  オイカリア攻めとヘラクレースの後裔

-----------------------

通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業)

『ギリシア神話』27  十二功業、十二の功業(ヘーラクレス)とは

『ギリシア神話』28  ヘーラクレス十二功業の「ネメアーの獅子」 ヘラクレースは棍棒を振りかざして、獅子を追った。

『ギリシア神話』29  ヘーラクレース十二功業 「ヒュドラーのレルネー(水蛇)退治」 ヘーラクレースはヒュドラー(水蛇)の頭の付け根を焼き、新しい頭が生えるのを止めた。

『ギリシア神話』30  ヘーラクレース十二功業 「ケリュネイアの鹿」 (ヘーラーの命令でその鹿はヘーラクレースを試すために、ケリュネイアの山中に放された。)

『ギリシア神話』31  ヘーラクレース十二功業 「エリュマントス山の猪の生け捕り」 (ヘーラクレースが茂みから大声で叫び、猪を追い出した。)

『ギリシア神話』32  ヘーラクレース十二功業5 「アウゲイアースの家畜小屋掃除」 (ヘタクレースは牛小屋の土台に穴を開け、3000頭30年分の糞を川に流し、一日で本当に綺麗にしてしまった。)

『ギリシア神話』33  ヘーラクレース十二功業6 「ステュムパーリデス湖の猛鳥退治」 (ヘタクレースは湖の近くの山で、ガラガラ(爆音)を打ち鳴らし、鳥を追い払い、全ての鳥を矢で撃ち落とした。)

『ギリシア神話』34  ヘーラクレース十二功業7 「クレータの牡牛」 (クレータ王ミーノースはある日、海中から現れたものを、海神ポセイドーンに捧げると約束した。)

『ギリシア神話』35  ヘーラクレース十二功業8 「ディオメーデースの人喰い馬」 (ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。)

『ギリシア神話』36  ヘーラクレース十二功業9 「アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯」 (ヘーラクレースは最初の甘言は罠であったと考え、ヒッポリュテーを殺害して腰帯を持ち帰った。)

『ギリシア神話』37  ヘーラクレース十二功業10 「ゲーリュオーンの牛」 (ヘーラクレースは 犬を棒で叩き殺し、牛飼いも矢で射り殺す。牛を盃に乗せ、太陽神に返した。)

『ギリシア神話』38  ヘーラクレース十二功業11 「ヘスペリデスの黄金の林檎」(神は礼としてヘーラクレースアートラースの所に行き、アートラースに蒼穹を取って来させると良いと言った)

『ギリシア神話』39  ヘーラクレース十二功業12 「冥界のケルベロス犬の生捕り」 (ヘーラクレースはケルベロス犬をエウリュテウスに見せた上で、また、地獄に連れて行った。)  /忘却の椅子

『ギリシア神話』40  ヘーラクレース十二功業12を終えて 「十二功業後の遠征」 (ヘーラクレースは十二功業を終了して、自由の身となった。しかし再び、発狂。云々)

 

 

 

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『ギリシア神話』38  ヘーラクレース十二功業11 「ヘスペリデスの黄金の林檎」(神は礼としてヘーラクレースアートラースの所に行き、アートラースに蒼穹を取って来させると良いと言った)

2021-04-20 | ギリシア神話

 

 

『ギリシア神話』38  ヘーラクレース十二功業11 「ヘスペリデス(「夕べの女」(の意味)の黄金の林檎」 (神は礼としてヘーラクレースに自分で林檎を取りに行かず、アートラースのところに行き、アートラースに蒼穹をとって来させると良い。

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)のヘーラクレースの第十一 十二功業「ヘスペリデス(「夕べの女」(の意味)の黄金の林檎では次のように書かれている。

 

ヘスペリデス(「夕べの女」(の意味)の黄金の林檎

 ヘスペリデス(「夕べの女」(の意味)の黄金の林檎はゼウスがへーらーと結婚した時、大地(ガイヤ)が送った。

 山の自分お娟に植える。

 番人は、百頭竜ラードーンと、  ヘスペリスたち。

 百頭竜ラードーンは、テューボーントエキドチから生まれた。

 

 ヘスペリス:美しいニンフ

 

 ニンフたちに道を尋ねると、海の老人ネーレウスに聞くように言った。

 

 ヘーラクレースは眠っている海の髪を襲い、あらゆる姿に変えるのを捕えて、園の道を教えるまでに放たなかった。

 

 ヘーラクレースは

    プロメーテウスを苦しめている大鷲を射落す。

    巨人神を解放

 神は礼としてヘーラクレースに自分で林檎を取りに行かず、アートラースのところに行き、アートラースに蒼穹をとって来させると良い。

 アートラースはティターン親族とオリムポス親族の先頭に加わる。

 罰として、蒼穹を背負わせた。

 

 アートラースはヘスペリスから三つのリンゴをもらう。

 çは、また蒼穹を背負うのを嫌い、林檎はエウリュエウスのよころに持っていくから、蒼穹はヘーラクレースに持たすように言った。

 

 ヘーラクレースはプロメーテウスの助言によって、円座を頭に乗せる間、蒼穹を持ってくれとはいう。

 アートラースは騙され、林檎を地上に置き、蒼穹を受け取る。

 エウリュエウスは林檎を受け取り、アテーナがそれを受け取る。

 アテーナは林檎を、また元の園に返した。

 林檎をその園以外に置くことは法に反するからである。

 

 

 「ヘスペリデスの黄金の林檎」(ウィキペディアでは)

 ヘスペリデスの居場所を知らないヘーラクレースは水神ネーレウスと取っ組み合い、これを捕まえた。

 ネーレウスは怪物や水、火などに変身して逃れようとしたが、ヘーラクレースが捕らえて離さなかったため、やむなく場所を教えた。

 黄金の林檎は百の頭を持つ竜ラードーンが守っていたが、ヘーラクレースはこれを倒して林檎を手に入れた。

 ラードーンは、りゅう座となった。

 一方アポロドーロスは全く異なる伝説を伝えている。

 ヘーラクレースは、人間に火の使い方を教えたためにゼウスに罰せられてカウカーソス山に縛り付けられていたプロメーテウスを救い出して、助言を請うた。

 プロメーテウスは「ヘスペリデスはアトラースの娘たちだから、アトラースに取りに行かせるべきである」と答えた。

 アトラースは神々との戦いに敗れ、天空を担ぎ続けていた。

 ヘーラクレースがアトラースのところに赴き、ヘーラクレースが天空を担いでいる間に林檎を取ってくるよう頼むと、アトラースはこれに従い林檎を持ち帰った。

 しかし、再び天空を担いで身動きできなくなるのを嫌って、自分が林檎をミュケーナイに届けると言い出した。ヘーラクレースは一計を案じ、頭に円座を装着してから天空を支えたいので少しの間天空を持っていてほしいと頼んだ。

 承知したアトラースが天空を担いだところでヘーラクレースは林檎を取って立ち去った。  と、ある。

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十二功業(十二の功業)

   ネメアーの獅子

   レルネーのヒュドラー

   ケリュネイアの鹿

   エリュマントスの猪

   アウゲイアースの家畜小屋

   ステュムパーリデスの鳥

   クレータの牡牛

   ディオメーデースの人喰い馬

   アマゾーンの女王の腰帯

   ゲーリュオーンの牛

   ヘスペリデスの黄金の林檎

   地獄の番犬ケルベロス

 

十二功業 十二の功業とは

 ギリシャ神話の英雄ヘラクレス(Heracles)が自身の妻子などを殺してしまった罪を贖うため、アポロン(Apollon)に神託を仰いだ結果として行った12の困難な業のこと。エリュマントスの猪やケルベロスの捕獲などが有名である。本来神託で命じられたのは「10の功業」であったが、2つが認められなかったために12の功業となった。

 

  ヘーラクレスの誕生

  キタイローン山の猪狩り

  オルコメスの征服

  狂えるヘーラクレス

  十二功業

  十二功業後の遠征

  オムパレー

  トロイエー遠征

  アウゲイアース王征服

  ピュロス攻略

  ヒッポコオーン征服

  デーイナネイラ求婚

  ネッソス退治

  ドリュオプス人及びラピテース人の戦い

  ペレルガ(副功業)

  ケンタロス退治

  エウリュティオーン退治

  キュウノス、アンタイオス、プーシーリス退治

  エーマティオン退治

  プロネーテウスの解放

  リュカーオーン退治

  オイカリア攻めとヘラクレースの死

  オイカリア攻めとヘラクレースの後裔

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通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業)

『ギリシア神話』27  十二功業、十二の功業(ヘーラクレス)とは

『ギリシア神話』28  ヘーラクレス十二功業の「ネメアーの獅子」 ヘラクレースは棍棒を振りかざして、獅子を追った。

『ギリシア神話』29  ヘーラクレース十二功業 「ヒュドラーのレルネー(水蛇)退治」 ヘーラクレースはヒュドラー(水蛇)の頭の付け根を焼き、新しい頭が生えるのを止めた。

『ギリシア神話』30  ヘーラクレース十二功業 「ケリュネイアの鹿」 (ヘーラーの命令でその鹿はヘーラクレースを試すために、ケリュネイアの山中に放された。)

『ギリシア神話』31  ヘーラクレース十二功業 「エリュマントス山の猪の生け捕り」 (ヘーラクレースが茂みから大声で叫び、猪を追い出した。)

『ギリシア神話』32  ヘーラクレース十二功業5 「アウゲイアースの家畜小屋掃除」 (ヘタクレースは牛小屋の土台に穴を開け、3000頭30年分の糞を川に流し、一日で本当に綺麗にしてしまった。)

『ギリシア神話』33  ヘーラクレース十二功業6 「ステュムパーリデス湖の猛鳥退治」 (ヘタクレースは湖の近くの山で、ガラガラ(爆音)を打ち鳴らし、鳥を追い払い、全ての鳥を矢で撃ち落とした。)

『ギリシア神話』34  ヘーラクレース十二功業7 「クレータの牡牛」 (クレータ王ミーノースはある日、海中から現れたものを、海神ポセイドーンに捧げると約束した。)

『ギリシア神話』35  ヘーラクレース十二功業8 「ディオメーデースの人喰い馬」 (ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。)

『ギリシア神話』36  ヘーラクレース十二功業9 「アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯」 (ヘーラクレースは最初の甘言は罠であったと考え、ヒッポリュテーを殺害して腰帯を持ち帰った。)

『ギリシア神話』37  ヘーラクレース十二功業10 「ゲーリュオーンの牛」 (ヘーラクレースは 犬を棒で叩き殺し、牛飼いも矢で射り殺す。牛を盃に乗せ、太陽神に返した。)

『ギリシア神話』38  ヘーラクレース十二功業11 「ヘスペリデスの黄金の林檎」(神は礼としてヘーラクレースアートラースの所に行き、アートラースに蒼穹を取って来させると良いと言った)

 

 

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『ギリシア神話』37  ヘーラクレース十二功業10 「ゲーリュオーンの牛」 (ヘーラクレースは 犬を棒で叩き殺し、牛飼いも矢で射り殺す。牛を盃に乗せ、太陽神に返した。)

2021-04-20 | ギリシア神話

 

 

『ギリシア神話』37  ヘーラクレース十二功業10 「ゲーリュオーンの牛」 (ヘーラクレースは 犬を棒で叩き殺し、牛飼いも矢で射り殺す。牛を盃に乗せ、太陽神に返した。

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)のヘーラクレースの第十 十二功業「ゲーリュオーンの牛では次のように書かれている。

 

ゲーリュオーンの牛

   ゲーリュオーンの牛は、三頭三身

   ポセイドーンと怪物メドゥーサから生まれた、クリューサーオールの子。

 

   多くの牛を持つ

   牛飼い:エリュティオーン

   番犬:オルトロス

 

 オルトロスがヘーラクレースを見つけて追ってきた。

 ヘーラクレースは 番犬:オルトロスを棒で叩き殺す。

 ヘーラクレースは 牛飼い:エリュティオーンも、矢で射り殺す。 

 ヘーラクレースは 牛を盃に乗せ、太陽神に盃を返した。

 牛は、へーラーに犠牲に共にした。

 

 

 また、ウィキペディアゲーリュオーンの牛では、

 ゲーリュオーンの飼う紅い牛を求めるのだが、ゲーリュオーンは、メドゥーサがペルセウスに殺されたときに血潮とともに飛び出したクリューサーオールの息子で、大洋オーケアノスの西の果てに浮かぶ島エリュテイアに住んでおり、常人は行き着くことができなかった。

 アフリカに行き着いたヘーラクレースが太陽の熱気に怒り、太陽神ヘーリオスに矢を射掛けたため、ヘーリオスは、その剛気を嘉して黄金の盃を与えた。

 別の説では、ヘーラクレースは矢で太陽を射落としてみせ、ヘーリオスに無理矢理黄金の盃を貸させた。

 ヘーラクレースは盃に乗ってオーケアノスを渡ることができた。

 エリュテイアでは双頭の犬オルトロスが牛を守っていたが、ヘーラクレースはオルトロスや牛の番人を棍棒で打ち殺して、紅い牛とともに牛の群れを奪った。

 そして牛を奪い返さんと追ってきたゲーリュオーンを射殺した。

 ヘーラクレースは冒険の途次、ジブラルタル海峡を通過した際に海峡の両岸に「ヘラクレスの柱」を残した。

 また、登るのが面倒な高い山脈を叩き割って大陸であった場所に海峡を作り、割れた山脈の両辺をヘラクレスの柱としたとも言われる。  とある。

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十二功業(十二の功業)

   ネメアーの獅子

   レルネーのヒュドラー

   ケリュネイアの鹿

   エリュマントスの猪

   アウゲイアースの家畜小屋

   ステュムパーリデスの鳥

   クレータの牡牛

   ディオメーデースの人喰い馬

   アマゾーンの女王の腰帯

   ゲーリュオーンの牛

   ヘスペリデスの黄金の林檎

   地獄の番犬ケルベロス

 

十二功業 十二の功業とは

 ギリシャ神話の英雄ヘラクレス(Heracles)が自身の妻子などを殺してしまった罪を贖うため、アポロン(Apollon)に神託を仰いだ結果として行った12の困難な業のこと。エリュマントスの猪やケルベロスの捕獲などが有名である。本来神託で命じられたのは「10の功業」であったが、2つが認められなかったために12の功業となった。

 

  ヘーラクレスの誕生

  キタイローン山の猪狩り

  オルコメスの征服

  狂えるヘーラクレス

  十二功業

  十二功業後の遠征

  オムパレー

  トロイエー遠征

  アウゲイアース王征服

  ピュロス攻略

  ヒッポコオーン征服

  デーイナネイラ求婚

  ネッソス退治

  ドリュオプス人及びラピテース人の戦い

  ペレルガ(副功業)

  ケンタロス退治

  エウリュティオーン退治

  キュウノス、アンタイオス、プーシーリス退治

  エーマティオン退治

  プロネーテウスの解放

  リュカーオーン退治

  オイカリア攻めとヘラクレースの死

  オイカリア攻めとヘラクレースの後裔

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通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業)

『ギリシア神話』27  十二功業、十二の功業(ヘーラクレス)とは

『ギリシア神話』28  ヘーラクレス十二功業の「ネメアーの獅子」 ヘラクレースは棍棒を振りかざして、獅子を追った。

『ギリシア神話』29  ヘーラクレース十二功業 「ヒュドラーのレルネー(水蛇)退治」 ヘーラクレースはヒュドラー(水蛇)の頭の付け根を焼き、新しい頭が生えるのを止めた。

『ギリシア神話』30  ヘーラクレース十二功業 「ケリュネイアの鹿」 (ヘーラーの命令でその鹿はヘーラクレースを試すために、ケリュネイアの山中に放された。)

『ギリシア神話』31  ヘーラクレース十二功業 「エリュマントス山の猪の生け捕り」 (ヘーラクレースが茂みから大声で叫び、猪を追い出した。)

『ギリシア神話』32  ヘーラクレース十二功業5 「アウゲイアースの家畜小屋掃除」 (ヘタクレースは牛小屋の土台に穴を開け、3000頭30年分の糞を川に流し、一日で本当に綺麗にしてしまった。)

『ギリシア神話』33  ヘーラクレース十二功業6 「ステュムパーリデス湖の猛鳥退治」 (ヘタクレースは湖の近くの山で、ガラガラ(爆音)を打ち鳴らし、鳥を追い払い、全ての鳥を矢で撃ち落とした。)

『ギリシア神話』34  ヘーラクレース十二功業7 「クレータの牡牛」 (クレータ王ミーノースはある日、海中から現れたものを、海神ポセイドーンに捧げると約束した。)

『ギリシア神話』35  ヘーラクレース十二功業8 「ディオメーデースの人喰い馬」 (ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。)

『ギリシア神話』36  ヘーラクレース十二功業9 「アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯」 (ヘーラクレースは最初の甘言は罠であったと考え、ヒッポリュテーを殺害して腰帯を持ち帰った。)

『ギリシア神話』37  ヘーラクレース十二功業10 「ゲーリュオーンの牛」 (ヘーラクレースは 犬を棒で叩き殺し、牛飼いも矢で射り殺す。牛を盃に乗せ、太陽神に返した。)

 

 

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『ギリシア神話』36  ヘーラクレース十二功業9 「アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯」 (ヘーラクレースは最初の甘言は罠であったと考え、ヒッポリュテーを殺害して腰帯を持ち帰った。)

2021-04-20 | ギリシア神話

 

 

『ギリシア神話』36  ヘーラクレース十二功業9 「アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯」 (ヘーラクレースは最初の甘言は罠であったと考え、ヒッポリュテーを殺害して腰帯を持ち帰った。)

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)のヘーラクレースの第九 十二功業「アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯では次のように書かれている。

 

アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯

   アマゾーンは、女ばかりの、女武装の国である。

   国の女王はアマゾーンの第一人者

   軍神で彼女たちの祖であるアレースの帯びを遣わされることとなる。

 

 ヘーラクレイア「ヘーラクレースの地」

   遠征に参加する勇士を集める。

   海を渡って、島に立ち止まった。

   色々な戦いがあり、リュコスに与えた地

 

 トロイエはアポローンとポセイドーンの怒りに触れていた。

 両親がこの地を放埓するため、

   人間の姿に身を窶(やつ)す。

 

 城碧を、報酬をもらう約束で築く。

 王が報酬を払わなかった。

   アポローン:疫病

   ポセイドーン;怪物を送り怪物は平地で人々を襲った。

 

 災いから逃れる玉、王は娘を生贄として、海の岩に縛り付ける。

 

 ヘーラクレースはゼウスが王の息子である美少年がニュメーデースに恋をする。

 美少年がニュメーデースを天にさらった代償として、神馬をくれるなら助けようという。

 

 

 また、ウィキペディアアマゾーンの女王の腰帯では、

 エウリュステウスの娘アドメーテーがアマゾーン女王ヒッポリュテーの腰帯を欲しがったために、これを持ってくることを命じられた。

 ヘーラクレースはアマゾーンとの戦いになると考え、テーセウスらの勇士を集めて敵地に乗り込んだが、交渉したところ、ヒッポリュテーは強靭な肉体のヘーラクレース達を見て、自分達との間に丈夫な子を作ることを条件に腰帯を渡すことを承諾した。

 

 ところがヘーラーがアマゾーンの一人に変じて

「ヘーラクレースが女王を拉致しようとしている」

と煽ったため、アマゾーン達はヘーラクレースを攻撃した。

 ヘーラクレースは最初の甘言は罠であったと考え、ヒッポリュテーを殺害して腰帯を持ち帰った。

 一説ではヘーラーが変装したのはヒッポリュテー本人で、彼女に変装したヘーラーが『ヘーラクレース達が国を乗っ取ろうとしている』と他のアマゾーン族を唆し襲撃させた。

 突如襲撃されたヘーラクレースは激怒。ヒッポリュテーに攻め寄り、必死に身の潔白を訴えるヒッポリュテーを殴り殺してしまった。

 冷静さを取り戻したヘーラクレースは、ヒッポリュテーの目は嘘を言っているように見えなかったと、話も聞かず殺してしまったことを後悔した。    とある。

-----------------------

十二功業(十二の功業)

   ネメアーの獅子

   レルネーのヒュドラー

   ケリュネイアの鹿

   エリュマントスの猪

   アウゲイアースの家畜小屋

   ステュムパーリデスの鳥

   クレータの牡牛

   ディオメーデースの人喰い馬

   アマゾーンの女王の腰帯

   ゲーリュオーンの牛

   ヘスペリデスの黄金の林檎

   地獄の番犬ケルベロス

 

十二功業 十二の功業とは

 ギリシャ神話の英雄ヘラクレス(Heracles)が自身の妻子などを殺してしまった罪を贖うため、アポロン(Apollon)に神託を仰いだ結果として行った12の困難な業のこと。エリュマントスの猪やケルベロスの捕獲などが有名である。本来神託で命じられたのは「10の功業」であったが、2つが認められなかったために12の功業となった。

 

  ヘーラクレスの誕生

  キタイローン山の猪狩り

  オルコメスの征服

  狂えるヘーラクレス

  十二功業

  十二功業後の遠征

  オムパレー

  トロイエー遠征

  アウゲイアース王征服

  ピュロス攻略

  ヒッポコオーン征服

  デーイナネイラ求婚

  ネッソス退治

  ドリュオプス人及びラピテース人の戦い

  ペレルガ(副功業)

  ケンタロス退治

  エウリュティオーン退治

  キュウノス、アンタイオス、プーシーリス退治

  エーマティオン退治

  プロネーテウスの解放

  リュカーオーン退治

  オイカリア攻めとヘラクレースの死

  オイカリア攻めとヘラクレースの後裔

-----------------------

通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業)

『ギリシア神話』27  十二功業、十二の功業(ヘーラクレス)とは

『ギリシア神話』28  ヘーラクレス十二功業の「ネメアーの獅子」 ヘラクレースは棍棒を振りかざして、獅子を追った。

『ギリシア神話』29  ヘーラクレース十二功業 「ヒュドラーのレルネー(水蛇)退治」 ヘーラクレースはヒュドラー(水蛇)の頭の付け根を焼き、新しい頭が生えるのを止めた。

『ギリシア神話』30  ヘーラクレース十二功業 「ケリュネイアの鹿」 (ヘーラーの命令でその鹿はヘーラクレースを試すために、ケリュネイアの山中に放された。)

『ギリシア神話』31  ヘーラクレース十二功業 「エリュマントス山の猪の生け捕り」 (ヘーラクレースが茂みから大声で叫び、猪を追い出した。)

『ギリシア神話』32  ヘーラクレース十二功業5 「アウゲイアースの家畜小屋掃除」 (ヘタクレースは牛小屋の土台に穴を開け、3000頭30年分の糞を川に流し、一日で本当に綺麗にしてしまった。)

『ギリシア神話』33  ヘーラクレース十二功業6 「ステュムパーリデス湖の猛鳥退治」 (ヘタクレースは湖の近くの山で、ガラガラ(爆音)を打ち鳴らし、鳥を追い払い、全ての鳥を矢で撃ち落とした。)

『ギリシア神話』34  ヘーラクレース十二功業7 「クレータの牡牛」 (クレータ王ミーノースはある日、海中から現れたものを、海神ポセイドーンに捧げると約束した。)

『ギリシア神話』35  ヘーラクレース十二功業8 「ディオメーデースの人喰い馬」 (ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。)

『ギリシア神話』36  ヘーラクレース十二功業9 「アマゾーンの女王ヒッポリュテーの帯」 (ヘーラクレースは最初の甘言は罠であったと考え、ヒッポリュテーを殺害して腰帯を持ち帰った。)

 

 

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『ギリシア神話』35  ヘーラクレース十二功業8 「ディオメーデースの人喰い馬」 (ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。)

2021-04-20 | ギリシア神話

写真は吉野水分神社の絵馬

 

 

『ギリシア神話』35  ヘーラクレース十二功業8 「ディオメーデースの人喰い馬」 (ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)のヘーラクレース八つめの十二功業ディオメーデースの人喰い馬では次のように書かれている。

 

ディオメーデースの人喰い馬

 王のメーデースは、四頭の人食い馬を飼っていた。

 

 ヘーラクレースは王のメーデースの元に急ぎ、王を捉え、馬に食わせた。

 馬は、おとなしくなった。

 

 ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。

 ビストーンジンが武装して、追いつく。

 ヘーラクレース神の子でヘーラクレースの愛する美少年、アブデーロスに孔馬を預ける。

 

 敵と戦って敗走させ、ディオメーデスを討ち取った。

 ヘーラクレースの愛する美少年は馬に食われ、死ぬ。

 ここに墓を築く。

 その場にアビデーラの町が築かれた。

 

 アビデーラ市のために作られた一種の縁起物語。

 

    エウリュセウスは孔馬をへーラーに捧げた。

    放ったとろ、孔馬は野獣に食われた と諸説、伝えられている。

    

 

 

 また、ウィキペディアでは、

 ディオメーデースの人喰い馬は、トラーキア王ディオメーデースはアレースの子。

 旅人を捕らえて自分の馬に食わせていた。

 シケリアのディオドロスによれば、ヘーラクレースはディオメーデースを逆に馬に食わせてしまい、馬は生け捕りにしたという。

 またアポロドーロスによれば、ヘーラクレースが馬を奪った後にディオメーデースが軍勢を率いて馬を奪還しようとしたため、ヘーラクレースは若衆の少年に馬の番をさせて戦いに出かけた。

 ディオメーデースを戦いで殺害し帰ってくると、少年は馬に食い殺されていたという。とある。

-----------------------

十二功業(十二の功業)

   ネメアーの獅子

   レルネーのヒュドラー

   ケリュネイアの鹿

   エリュマントスの猪

   アウゲイアースの家畜小屋

   ステュムパーリデスの鳥

   クレータの牡牛

   ディオメーデースの人喰い馬

   アマゾーンの女王の腰帯

   ゲーリュオーンの牛

   ヘスペリデスの黄金の林檎

   地獄の番犬ケルベロス

 

十二功業 十二の功業とは

 ギリシャ神話の英雄ヘラクレス(Heracles)が自身の妻子などを殺してしまった罪を贖うため、アポロン(Apollon)に神託を仰いだ結果として行った12の困難な業のこと。エリュマントスの猪やケルベロスの捕獲などが有名である。本来神託で命じられたのは「10の功業」であったが、2つが認められなかったために12の功業となった。

 

  ヘーラクレスの誕生

  キタイローン山の猪狩り

  オルコメスの征服

  狂えるヘーラクレス

  十二功業

  十二功業後の遠征

  オムパレー

  トロイエー遠征

  アウゲイアース王征服

  ピュロス攻略

  ヒッポコオーン征服

  デーイナネイラ求婚

  ネッソス退治

  ドリュオプス人及びラピテース人の戦い

  ペレルガ(副功業)

  ケンタロス退治

  エウリュティオーン退治

  キュウノス、アンタイオス、プーシーリス退治

  エーマティオン退治

  プロネーテウスの解放

  リュカーオーン退治

  オイカリア攻めとヘラクレースの死

  オイカリア攻めとヘラクレースの後裔

-----------------------

通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業)

『ギリシア神話』27  十二功業、十二の功業(ヘーラクレス)とは

『ギリシア神話』28  ヘーラクレス十二功業の「ネメアーの獅子」 ヘラクレースは棍棒を振りかざして、獅子を追った。

『ギリシア神話』29  ヘーラクレース十二功業 「ヒュドラーのレルネー(水蛇)退治」 ヘーラクレースはヒュドラー(水蛇)の頭の付け根を焼き、新しい頭が生えるのを止めた。

『ギリシア神話』30  ヘーラクレース十二功業 「ケリュネイアの鹿」 (ヘーラーの命令でその鹿はヘーラクレースを試すために、ケリュネイアの山中に放された。)

『ギリシア神話』31  ヘーラクレース十二功業 「エリュマントス山の猪の生け捕り」 (ヘーラクレースが茂みから大声で叫び、猪を追い出した。)

『ギリシア神話』32  ヘーラクレース十二功業5 「アウゲイアースの家畜小屋掃除」 (ヘタクレースは牛小屋の土台に穴を開け、3000頭30年分の糞を川に流し、一日で本当に綺麗にしてしまった。)

『ギリシア神話』33  ヘーラクレース十二功業6 「ステュムパーリデス湖の猛鳥退治」 (ヘタクレースは湖の近くの山で、ガラガラ(爆音)を打ち鳴らし、鳥を追い払い、全ての鳥を矢で撃ち落とした。)

『ギリシア神話』34  ヘーラクレース十二功業7 「クレータの牡牛」 (クレータ王ミーノースはある日、海中から現れたものを、海神ポセイドーンに捧げると約束した。)

『ギリシア神話』35  ヘーラクレース十二功業8 「ディオメーデースの人喰い馬」 (ヘーラクレースは仲間とともに海を渡り、馬丁共を圧服し、孔馬を海岸に連れていった。)

 

 

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