乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『記憶にございません!』 4,4★/5 三谷幸喜監督・脚本 三谷幸喜  中井貴一 小池栄子 吉田羊 草刈正雄 佐藤浩市 ディーン・フジオカ 石田ゆり子 斉藤由貴 他

2021-04-17 | 映画

 

 映画『記憶にございません!』2019

 

 

 中井貴一主演の映画『記憶にございません!』を見た。

 筋書きの一部始終、話の展開、台詞の言い回し、仕草や表情の間の取り方のどれをとっても面白く、また、パロディ感も強く、大変面白かった。

 中井貴一と小池栄子、中井貴一と吉田羊との絡みも面白い。石田ゆり子の石田ゆり子らしからぬすすよこれや表情にも、楽しませていただいた。

 中井貴一、、、こんな○理大臣であれば良い大臣であれ悪い大臣であれ、ニュースを見るのも楽しいだろう。

 それにしても「記憶にございません!」や他に出てくる方々など、完全にパロディ化され、脚本がうまいなと感じた。

 

 草刈正雄の大きな態度と口をすぼめた言い回しは、本当の政治家のように思えた。

 ただし最近の官○長○だった方々より花があり、存在感があり、二枚目である。

 佐藤浩市も存在感のある、良い仕事をされていた。

 斉藤由貴は前半はとぼけた役柄であったが、台所で、フライパンで総理の頭を叩くという重要な役割をされていて、最後の話をうまくまとめた。

 

 上にも脚本のうまさに触れたが、ラストの、○理大臣の小学生の頃の作文を小池栄子が持ってく他場面は、話の展開に拍手を送った。

 大臣曰く、

「これは国家秘密です。」  三谷、うまい!

 

 最近読書にはまっていて映像を見る時間がすこぶる短かったが、久々に映画を見ることができた。

 初めから最後まで笑い続けながら見た 映画『記憶にございません!』

 こんな花のある個性的で存在感のある政治家がいたならば、このコロナの時節、少しはニュースを見るのも楽しかったであろう。

 そして、こんな時期だからこそ、正悪は別問題として昔の政治家を思い浮かべながら見たこの映画が超面白かったのかもしれない。

 時代を見据えて、2019年に公開された本映画。三谷幸喜はある意味、天才かもしれない

 

 

 今回も簡単な、見たという記録のみにて、失礼いたします。

 

  • 制作年/2019
  • 制作国/日本
  • 内容時間/127分

 

  • 監督
    三谷幸喜
  • 脚本
    三谷幸喜
  • 撮影
    山本英夫
  • 音楽
    荻野清子

 

黒田啓介 中井貴一
井坂 ディーン・フジオカ
黒田聡子 石田ゆり子
鶴丸大悟 草刈正雄
古郡祐 佐藤浩市
番場のぞみ 小池栄子
寿賀さん 斉藤由貴
スーザン・セントジェームス・ナリカワ 木村佳乃
山西あかね 吉田羊
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『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業)

2021-04-17 | ギリシア神話

『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業

 

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)によれば、

 ヘーラクレスは気が狂い、正気に戻った後、十二功業を残している。

 

 十二功業(十二の功業)

   ネメアーの獅子

   レルネーのヒュドラー

   ケリュネイアの鹿

   エリュマントスの猪

   アウゲイアースの家畜小屋

   ステュムパーリデスの鳥

   クレータの牡牛

   ディオメーデースの人喰い馬

   アマゾーンの女王の腰帯

   ゲーリュオーンの牛

   ヘスペリデスの黄金の林檎

   地獄の番犬ケルベロス

-----------------------

  ヘーラクレスの誕生

  キタイローン山の猪狩り

  オルコメスの征服

  狂えるヘーラクレス

  十二功業

  十二功業後の遠征

  オムパレー

  トロイエー遠征

  アウゲイアース王征服

  ピュロス攻略

  ヒッポコオーン征服

  デーイナネイラ求婚

  ネッソス退治

  ドリュオプス人及びラピテース人の戦い

  ペレルガ(副功業)

  ケンタロス退治

  エウリュティオーン退治

  キュウノス、アンタイオス、プーシーリス退治

  エーマティオン退治

  プロネーテウスの解放

  リュカーオーン退治

  オイカリア攻めとヘラクレースの死

  オイカリア攻めとヘラクレースの後裔

-----------------------

通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

『ギリシア神話』26  ヘーラクレス (十二功業  十二の功業)

 

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『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

2021-04-17 | ギリシア神話

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

 

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)では

 ヘーラクレスとして

『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。

 

  ヘーラクレスの誕生

  キタイローン山の猪狩り

  オルコメスの征服

  狂えるヘーラクレス

  十二功業

  十二功業後の遠征

  オムパレー

  トロイエー遠征

  アウゲイアース王征服

  ピュロス攻略

  ヒッポコオーン征服

  デーイナネイラ求婚

  ネッソス退治

  ドリュオプス人及びラピテース人の戦い

  ペレルガ(副功業)

  ケンタロス退治

  エウリュティオーン退治

  キュウノス、アンタイオス、プーシーリス退治

  エーマティオン退治

  プロネーテウスの解放

  リュカーオーン退治

  オイカリア攻めとヘラクレースの死

  オイカリア攻めとヘラクレースの後裔

 

と、項目が多く、書き出すだけでも時間がかかる。

 

 ヘーラクレスの話も、ゼウスのように面白いものが多い。

 ただいま、「十二功業」を読んでいる最中だが、面白いので、次回は「十二功業」の簡単なメモだけでも書き出そうかと思っている。

 ヘーラクレスも楽しいよ。

 

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通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

『ギリシア神話』25  ヘーラクレス (『ギリシア神話』(岩波新書)ヘーラクレスの項目を書き出す。)

 

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『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

2021-04-17 | ギリシア神話

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

 

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)によると

 ヘーラクレスはギリシア英雄伝最大の英雄とされている。

 

『ヘーラクレス物語』

『イーリアス』(ホーメロス)

  ヘーラクレスの誕生。

  トロイエー遠征

  ピュロス遠征

 

 ヘーラクレスの物語は、合唱隊の数々に歌われる。

 アッテカの悲劇に多くの題材を提供している。

 

 ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。

 ヘーラ女神の一大中心

 そこの王族一族の英雄。

 

 ミューケナイ文化末期にギリシアが、ヘーラクレースの子孫たちに自分の祖先を求める。

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)では、この後詳しく、アポロドーロスの『ギリシア神話』によって、ヘーラクレスが紹介される。

    ヘーラクレース続く  『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)

 

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通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

『ギリシア神話』24  ヘーラクレスの誕生 (ヘーラクレスの名は、「ヘーラ女神の栄え」という意味。)

 

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『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

2021-04-17 | ギリシア神話

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

 

 

『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書)によると

 クリオシオスには、女の子(ダナエー)が生まれる。

 男の子を得たいと思い、神託に伺うと、クリオシオスに生まれた女の子(ダナエー)に、男の子が殺されると言われる。

 クリオシオスは、女の子(ダナエー)を造った青銅の部屋に閉じ込めた。

 

 ゼウスが閉じ込められた女の子(ダナエー)に恋す。

 ゼウスは黄金の雨に身を変える。

 青銅の部屋の屋根から、雨になったゼウスは、女の子(ダナエー)の膝にそそぎ、ゼウスと女の子(ダナエー)は交わった。

 ゼウスと女の子(ダナエー)の間に、ペルセウスが生まれた。

 

 女の子(ダナエー)は赤子を育てていたが、父クリオシオスに見つかる。

 父クリオシオスはゼウスに犯されたことを信じず、赤子の乳母を殺す。

 父クリオシオスはクリオシオスの子(ダナエー)とダナエーの赤子(ペルセウス)を箱に入れて海に流した。

 

 箱はセリーポス島にたどり着く。

 ディクチュス(漁夫)に拾い上げられた。

 ディクチュス(漁夫)は親子((ダナエー)とダナエーの赤子(ペルセウス))を引き取り、子を養育した。

 

 ペルセウスが成人したので、ポリュデクテース王がペルセウスの母(ダナエー)に恋したが、近づくことができなかった

 

 ポリュデクテース王はペルセウスを含めた三人を集めて、自分に何をくれるかと問うた。

  (他の二人)

    馬 

  (ペルセウス)

    ゴルゴーンの首といえども、厭わない。

 

 ゴルゴーンとは 

   頭髪は蛇

   歯は猪

   黄金の大きな翼

   眼は見るものを石にする力

  (彼女たちの中のメドゥーサだけが、不死ではなかった。)

 

 ペルセウスはアテーナー女王の援助を得て、女神とヘルメースに導かれ、グライアイ(老婆たち)の住んでいる

   西の巣

   太陽の上がらぬ常夜の国 に行った。

 グライアイ(老婆たち)

   生まれながらの老婆

   三人で一つの眼

   三人で一つの歯

   

 ペルセウスはグライアイ(老婆たち)の大事なものである

   三人で一つの眼

   三人で一つの歯

を奪い、ニンフたちのところへ行く道を尋ね、グライアイ(老婆たち)が教えると

   三人で一つの眼

   三人で一つの歯

を返した。

 

 ニンフたちからは

   翼のあるサンダル

   キビシストいう袋

   かぶると身が見えなくなる帽子

を借りる。

 

 ヘルメースから混合の鎌を与えられる。

 

 ペルセウスはアテーナー女神に導かれ、ゴルゴーンが眠る好きに近づき、メドゥーサの首をかっ斬った。

 

 ゴルゴーンから逃げ切り空を飛んでいると、岩にしなられた美しい乙女を見た。

 王の娘 アンドロメーダーであった。

 

 アンドロメーダーの母が、

「自分は海の神の中たちの娘たちよりも美しい。」

と誇ったので、海の神の中たちの娘たちは怒ってポセイドーンに訴える。

 海神は怪物を遣わして、ケーペウスの王国を荒らさせた。

 

 神託によって

    娘を人身御供することを強いられる。

 王は娘のアンドロメーダーを海岸の岩に縛った。

 

 ペルセウスは娘のアンドロメーダーを嫁にくれるように、王ケーペセスに約束させ、龍を退治した。

 

 ところが、ペルセウスの勝手の婚約者でアルピーウネスが襲ってきたので、ペルセウスとアンドロメダーは暫くエティオピアに滞在し、セリーポスに帰った。

     (『ギリシア神話』(高津春繁著 岩波新書))

 

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ケーペウス

 ケーペウス(古代ギリシャ語: Κηφεύς、Kēpheus、ラテン語: Cepheus)は、ギリシア神話に登場する人物で、同名の人物が複数知られている。

 長母音を省略してケペウス、ケフェウスとも表記される。(ウィキペディア)

 

エティオピア王

 エティオピア王

 このケーペウスは、エジプト王ベーロスとナイル川の娘アンキノエーの子で、アイギュプトス、ダナオス、ピーネウスと兄弟。

 エティオピアの王で、カッシオペイアの夫、アンドロメダーの父である。

 カッシオペイアが自分の美しさを自慢したため、ネーレーイスたちの怒りをかい、アンドロメダーを神託に従って海の怪物の生贄に供さなければならなかった。

 しかしエティオピアを通りかかったペルセウスによってアンドロメダーは救い出された。

 神話では目立たない存在だが、ヒュギーヌスによればケーペウスは、ペルセウスがアンドロメダーを連れ去ろうとしたとき、アンドロメダーの求婚者アゲーノール(ふつう、求婚者はピーネウス)と共謀してペルセウスを殺そうとしたため、ゴルゴーンの首によって石に変えられたと述べている。

 またケーペウスはフェニキアの王で、イオペーを妻としたという話もある。

 後にアテーナーによって空に上げられ、ケフェウス座となった。(ウィキペディア)

 

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通常、12神の神々は

   ゼウス

   ゼウスの妻ヘーラー

   ゼウスの娘アテーナー

   アポローン

   アプロディーテー

   アレース

   アルテミス

   デーメーテール

   ヘーパイストス

   ヘルメース

   ポセイドーン

   ヘスティアー

 

『ギリシア神話』 高津春繁著  岩波新書 参考

 ウィキペディア 参考

 

『ギリシア神話』1  オレステース

『ギリシア神話』2  アガメムノーン

『ギリシア神話』3  カッサンドラーの悲鳴  クリュタイムネーストラー

『ギリシア神話』4  生贄としての悲惨な最後を迎える イーピゲネイア

『ギリシア神話』5 『エーレービクトラー』(エウリービーデース著)

『ギリシア神話』6  『神統記』(ヘーシオドス著) ゼウスの運命を予言し、島の洞窟でこっそりと産み育てた。

『ギリシア神話』7  ゼウス  メーティス

『ギリシア神話』8  デーメーテールとペルセポネー   柘榴

『ギリシア神話』9  ポセイドン

『ギリシア神話』10  アテーナ(アテーナー) ミュケーナイ時代 ミノア文明 オリュンポス十二神

『ギリシア神話』11  アポローン アポローンの愛した美少年の血からは、ヒヤシンスがの花が咲きでた。

『ギリシア神話』12  ヘーパイストス (鍛治、火山の神 /ブ男、道化師)

『ギリシア神話』13  アレース (戦いの神、凶暴、無計画 知性に関する無思慮な暴力の敗北を語ったものは多い)

『ギリシア神話』14  ヘルメース(ゼウスの末子。幸運、商売、盗み、賭博、競技の神。)

『ギリシア神話』15  ヘーリオス(太陽神)  セレーネー(月神:太陽神の姉妹)

『ギリシア神話』16  ギガントマギー(濃い髭などを生やし、下半身は鱗で覆われている。)

『ギリシア神話』17  テュポーン(または、テュポエウス) (テュポーンの全身には羽が生え、頭と髭からは乱髪がなびき、眼から火を放った。) この話は舞台を想像しながら読んだ。

『ギリシア神話』18  アローアダィ (山の上に行き、山々を重ね、天に登って神々と戦かおうとする。海で山を埋め、陸を海に変えようとした。)

『ギリシア神話』19  プロメーティスと人間の誕生 (好奇心で壺を開けると、鍋が飛び散った。「希望」という鍋だけが留まった。)

『ギリシア神話』20  古代ギリシアの英雄伝説 (諸家の系譜を系統立てて扱ったものと、一人の英雄を中心として多くの人物が次々にあわられる物語)

『ギリシア神話』21  「ペルセウス物語」(若い牡牛の姿に変えられた事もある美しいイーオーは、エジプト王と結婚し、ゼウスとの間の子も王となった。)

『ギリシア神話』22  ベレロポーン(又は、ペレロポンテーヌ)  (メドゥーサを退治 神馬ペーガソスに乗る 怪獣キマイラ退治)

『ギリシア神話』23  クリオシオス ダナエー ゼウス ペルセウス ゴルゴーン アテーナー女王 ヘルメース グライアイ(老婆たち) ニンフ アンドロメーダー セリーポス

 

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