乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

77: 『名作歌舞伎全集 第十九巻』から「三社祭」「解説」 東京創元社 昭和45年

2012-05-24 | 名作歌舞伎全集/古典文学全集(浄瑠璃含)、歌舞伎関係本


 77:   『名作歌舞伎全集 第十九巻』から

         「三社祭」「解説」




「三社祭」「解説」

 東京創元社

 昭和45年



 テレビで勘九郎さんと七之助さん出演の浅草三社祭斎行700年祭奉納舞踊『三社祭』を見たので、『名作歌舞伎全集 第十九巻』からリズムをつけて「三社祭」を読んでみる。

 おかしみのある言葉が連続する。

 文にすると短い舞踊だが、満足した。

 

 ほんの少しだけ、メモしていきたい。


 
 悪玉 「蒟蒻玉か ○玉か」
 善玉 「何でも怪しい二つの玉」
 悪玉 「こいつは」
 両人 「けうだわぃ」         (201ページ)

     け‐う【仮有】
     仏語
     この世に存在するものは、すべて因と縁の和合によって生じたもので、仮のものでしかないということ。⇔実有(じつう)。


 善玉悪玉の趣向は、山東京伝の、黄表紙『心学早染草』からとり込んだものである。(200ページ)

 


 浅草三社祭斎行700年祭奉納舞踊『三社祭』

 勘九郎、七之助
 浅草寺五重塔前
 平成24年3月17日午後6時雨



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『双蝶々曲輪日記~角力場』『俄獅子』『髪結新三(後編)』浅草三社祭斎行700年祭奉納舞踊『三社祭』

2012-05-24 | TVで 歌舞伎・能楽




『双蝶々曲輪日記~角力場』

 衛星劇場HPより ▼
出演:松本幸四郎 市川染五郎 澤村由次郎 大谷桂三 澤村宗之助 中村歌江 中村吉之丞 松本錦吾 中村芝雀 中村吉右衛門
2009年
51分
カラー
関取の濡髪長五郎と素人角力出身の放駒長吉の達引が見どころの作品。幸四郎の濡髪に、染五郎の与五郎、芝雀の吾妻、吉右衛門の放駒というを豪華配役で、歌舞伎座さよなら公演からご覧頂く。 濡髪と放駒の大一番で盛り上がる角力小屋前。濡髪を贔屓する山崎屋与五郎は、恋仲の藤屋吾妻と逢い引きをしているが、今日の勝負が気がかりな様子。やがて勝負が始まり、濡髪に土がつく。放駒贔屓の平岡郷左衛門や三原有右衛門は、放駒を褒め称え、郷左衛門が思いを寄せる吾妻の身請けを手助けして欲しいと頼む。一方の濡髪は放駒をその場へ呼び戻すと意外な言葉を打ち明ける…。 (2009年/平成21年6月・歌舞伎座)


 今月、二度目



『俄獅子』

 衛星劇場HPより ▼
出演:中村福助 市川染五郎
2008年
17分
カラー
舞台は吉原仲之町。年中行事のひとつ「仁和賀」が行なわれ賑わうなか、芸者の染吉と鳶頭の磯松がやってくる。賑やかな行事につられ、染吉が「心づくしのなぁ その玉章(たまづさ)もいつか渡さん 袖のなか」から禿の様子を舞い、座敷の賑やかな酒宴のさまを見せる。「ヤア秋の最中の月は竹村」からは木遣りとなり、鳶頭の粋で威勢の良い獅子舞の踊りがみどころとなる。「締めろやれ たんだ打てや打て」からは、神田丸と称される賑やかな囃子になり、二人が痴話喧嘩の様子を踊る。やがて扇獅子を手にして二人が獅子の狂いをみせ、最後は仁和賀の行事を寿ぎめでたく舞い納めるのだった。(2008年/平成20年6月・歌舞伎座)


 今月何度見てるのでしょう…って、この間も記録したような…。



『梅雨小袖昔八丈~髪結新三(後編)』

 衛星劇場HPより ▼
出演:尾上菊五郎 中村時蔵 尾上菊之助 中村梅枝 片岡亀蔵 河原崎権十郎 坂東秀調  市村萬次郎 坂東三津五郎 市川左團次
2011年
82分
カラー
歌舞伎座五月興行の恒例として近年催されてきた「團菊祭」が大阪松竹座に場を移し、今年で3年目を迎える。明治時代の九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の偉業を顕彰する「團菊祭」開催にちなんで、5月の衛星劇場では、当代菊五郎と團十郎の名舞台を特集。 市井の小悪党、ご存知“髪結新三”を菊五郎が粋に魅せる。 材木問屋白子屋の一人娘お熊に縁談が持ち上がるが、実は手代の忠七と恋仲、事情を知る小悪党の髪結新三は、お熊を誘拐して身代金をせしめようと企てるが…。 河竹黙阿弥作、五世菊五郎が初演して以来、音羽屋の家の芸として受け継がれる世話物の傑作。菊五郎の新三に、時蔵の忠七、菊之助の勝奴、梅枝のお熊、三津五郎の家主、左團次の弥太五郎源七で。 (2011年/平成23年11月・新橋演舞場)


 前半を見そびれてしまう…。



 浅草三社祭斎行700年祭奉納舞踊『三社祭』

 勘九郎、七之助
 浅草寺五重塔前
 平成24年3月17日午後6時雨



 今年五月には二年ぶりで三社祭が開催されたという。
 三社祭はいろいろな芝居に出てくるネ☆

 


 今回も簡単な記録だけで失礼いたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

76: 『 絵巻を読み解く 』 美術館へ行こう    若杉準治著 新潮社 1998年

2012-05-24 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風


  


   76:  『絵巻を読み解く』 美術館へ行こう


  


 若杉準治 著



 新潮社
 1998年 
 208ページ 
 1800円(税別)



  

 目次
源氏物語絵巻―徳川美術館・五島美術館
信貴山縁起―朝護孫子寺
伴大納言絵巻―出光美術館
鳥獣人物戯画―高山寺
地獄草紙―東京国立博物館・奈良国立博物館
餓鬼草紙―東京国立博物館・京都国立博物館
病草紙―京都国立博物館
寝覚物語絵巻―大和文華館
白描絵料紙金光明経―京都国立博物館
前九年合戦絵巻―国立歴史民俗博物館


  


 四月にも読んだ『絵巻を読み解く』だが、気になる箇所があったこともあり、再読。

 疑問は自分なりに解決した。

      『絵巻を読み解く』 2012年04月05日


  


 題名などの記録のみにて失礼いたします。


   




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする