今回も、題名記録だけで申し訳ございません。
69:『憑霊の民俗 』
三弥井民俗選書
川島 秀一 著
2003/08
292 ページ 2800+税
「MARC」データベースより ▼
漁師たち、あるいは巫女や六部など宗教的職能者、宗教的な力能を発揮する旅の芸能者たちも含め、民俗社会の豊かな精神世界や信仰を担った彼らの存在を浮き彫りにする。
目次
1 漁師の伝承
2 巫女の伝承
3 六部と芸人の伝承
『憑霊の民俗 』を本日読了。
目次を写し、今までに余りなじみの無かった「1 漁師の伝承」に悪戦苦闘。むずかしい(^^)
「2 巫女の伝承」「3 六部と芸人の伝承」になり、読み進むスピードが増す。
本書は先週の金曜に大きな図書館でお借りしたもの。購入せねば、じっくり読まねばと感じた。
本書内容については 口承文芸、オシラサマ、巫女、芸能、語り、六部など興味のある部分が多いので、今回は省略させていただきます。
あとがきの次の部分に妙に納得した。
本書をまとめる…「信仰」とか「精神」という言葉を、できるだけ使用しないことで、それらを表現することを心がけた。漁師さんたちは、「エビス」や「龍神」という言葉を具体的なモノや生物を通して捉えており、けっして「エビス信仰」や「龍神信仰」ということばが漁師の心の中にあるわけではなかったから…。 (284)
フィールドワークや 学者と現地の方々とのずれを指摘した本に服数冊であったことがある。
川島 秀一先生は信頼できる方だと直感的に思った。
川島 秀一先生の面白そうな(難しそうな^^)授業を見つけました ▼
國學院大學 平成16年度 伝承文学研究1