乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『盲長屋梅加賀鳶』二世 松緑、『伽羅先代萩~御殿・床下』藤十郎、『俄獅子』

2012-05-16 | TVで 歌舞伎・能楽


 『盲長屋梅加賀鳶』

  衛星劇場 HPより ▼
出演:二世尾上松緑 中村吉右衛門 尾上菊五郎 初世尾上辰之助 市川海老蔵(現・團十郎) 中村福助(現・梅玉) 中村児太郎(現・福助) 中村雀右衛門 市村羽左衛門
1981年(全2話)
89分
カラー
河竹黙阿弥が江戸の市井の生活を生き生きと描いた生世話物の傑作で、盲目の按摩のふりをした悪党・竹垣道玄が主人公。人殺しもいとわない道玄の暮らしぶりは、女房を折檻し外に妾は作ると、やりたい放題。ある一件から悪事を思いつき、相棒の女按摩お兼と連れだって質店へ強請りに出掛けるが、居合わせた加賀鳶の親分松蔵に悪行を暴かれついには大立ち回りの末捕らえられるのだった…。 二世松緑が悪党道玄といなせな鳶頭梅吉の二役を演じ分け、ほかに羽左衛門の松蔵、雀右衛門のお兼、児太郎(現・福助)のお朝、また加賀鳶には吉右衛門、菊五郎、初世辰之助、海老蔵(現・團十郎)、福助(現・梅玉)と豪華な配役。 (昭和56年10月・歌舞伎座)



 今年の4月、2度ばかり團十郎さんの『盲長屋梅加賀鳶』を(テレビで)………。

 今回は2011年6月にも観た二世尾上松緑の『盲長屋梅加賀鳶』
 締める所は締められて、笑わせる部分は笑わせる。
 歌舞伎を観た!という満足感は大きい。



『伽羅先代萩~御殿・床下』

  衛星劇場 HPより ▼
出演:坂田藤十郎 片岡秀太郎 中村扇雀 中村虎之介 中村壱太郎 中村魁春 中村梅玉 中村吉右衛門 松本幸四郎
2006年
104分
カラー
平成18年1月歌舞伎座の「坂田藤十郎襲名披露興行」から「伽羅先代萩」をお届けする。この演目は「伊達騒動」を題材にしており、仙台伊達家の殿様・伊達綱宗(芝居の中では足利頼兼)が銘木≪伽羅(きゃら)≫の下駄を愛用していたことからこのユニークな外題が付けられている。 奥州足利家では、幼い嫡子・鶴千代が家督を相続することとなったが、お家乗っ取りをたくらむ一味が鶴千代の命を奪おうとしていた。鶴千代の乳人(めのと)政岡は毒殺を恐れ、自分が作ったもの以外は食せぬよう日頃から諭していたのだが…。藤十郎・扇雀・虎之介の三代共演、梅玉・秀太郎の女形競演、そして幸四郎・吉右衛門の颯爽とした立役競演と、見どころ満載の大舞台をご覧頂く。 (2006年/平成18年1月・歌舞伎座)

 
 こういう舞台、観たいなぁ…
 テレビとはいえ、この舞台も歌舞伎を観た!という満足感は大きい。



『俄獅子』

  衛星劇場 HPより ▼
出演:中村福助 市川染五郎
2008年
17分
カラー
舞台は吉原仲之町。年中行事のひとつ「仁和賀」が行なわれ賑わうなか、芸者の染吉と鳶頭の磯松がやってくる。賑やかな行事につられ、染吉が「心づくしのなぁ その玉章(たまづさ)もいつか渡さん 袖のなか」から禿の様子を舞い、座敷の賑やかな酒宴のさまを見せる。「ヤア秋の最中の月は竹村」からは木遣りとなり、鳶頭の粋で威勢の良い獅子舞の踊りがみどころとなる。「締めろやれ たんだ打てや打て」からは、神田丸と称される賑やかな囃子になり、二人が痴話喧嘩の様子を踊る。やがて扇獅子を手にして二人が獅子の狂いをみせ、最後は仁和賀の行事を寿ぎめでたく舞い納めるのだった。(2008年/平成20年6月・歌舞伎座)


 今月、テレビでさえ歌舞伎をほとんど観てない………
 だが、何度もつけてしまう中村福助さんと市川染五郎さんの『俄獅子』
 偶然出会った市川染五郎さんは人の良さそうな好青年
 いつも微笑んでいらっしゃるが、この舞台では口元がへの字☆
 丸首黒肌着に首抜き襟(?)にへの字の口がよく似合う。
 お顔が高校生頃南座で観た幸四郎さん(当時染五郎)のイメージ^^♩♬
 
 

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1628年1月12日-1703年5月16日 シャルル・ペロー

2012-05-16 | 乱鳥徒然 Rancho's room.






 シャルル・ペロー Charles Perrault 



 1628年1月12日-1703年5月16日 フランス
 

 

コメント (3)
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72:『日本絵巻大成25』から「能恵法師絵詞」「能恵法師絵詞 解説」(4枚)

2012-05-16 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風


    72:『日本絵巻大成25 能恵法師絵詞・福富草紙・百鬼夜行絵巻』から
                     「能恵法師絵詞」「能恵法師絵詞 解説」

      


    

 日本絵巻大成 25

 昭和54年

 中央公論社




 
 末尾の押された二顆の黒印は、江戸末期に僧侶に押された
 上 「太秦」
 下 「広隆寺」


  立った役人  

  
 閻魔宮の役人に訴える力士

 
 左右に列座する役人の目が、いっせいに力士と立ち上がり前にきた役人(写真には無い)の問答に注がれる。
 ここで思い出すのが弁慶と冨樫の問答。あはは あはは☆ここが思案の『勧進帳』…かい? ←話しがそれた。


 
 閻魔大王、立ち上がり能恵らを待つ。

 チャチャン チャチャン チャン チャン      ここで大きく、見得をきる。
んま
 
 ↑また、脱線。
 それにしても歌舞伎の見せ場のような見事な「形」が描かれているとうっとり…。

 写真には載せてないが、「能恵法師絵詞」の最後の三人描かれた場面はもっとカッコいい☆
 拍子木が聴こえ、顔の角度三段階まで形として想像できる。




「能恵法師絵詞」は途中 切断が多く、短い。

 今朝から楽しみ始めたが、昼過ぎには満足感を味わった。






 
 写真は全て 『日本絵巻大成25 能恵法師絵詞・福富草紙・百鬼夜行絵巻』から
 





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