虹

昨日、スカイツリーに虹がかかっていました。
見とれてしまいました。
rainbowって、rain+bowだから雨の弓っていう意味なのかな。そう考えると神話的。



太陽の白色光に、水滴というプリズムを通すと7色に分かれ「虹」として感知できる。

普段何気なく見ている太陽の白色光も、そうした「虹色」が常に隠れていると考えると、なんとこの世は神秘的なのだと思える。
ヨガで言うチャクラというものも、人間には隠れた7つのエネルギーセンターがあって、その7つのそれぞれは虹色に対応しているという。
太陽光がプリズムを通すとはじめて7色に見えるように、人間の体もプリズムのような曇りない目で見ると、そうした天空の虹のような7色が見える、とインドのヨガ行者は考えたのだろう。なんたる人間に対する洞察の深さ。


山では、ときどき「ブロッケン現象」に遭遇する。この時にも自然の奥深い神秘を感じる。
むかし、山の中で「円形虹」も見たことあります。円形虹は一度しか見たことないけれど、あまりの美しさに微動だにできなかった。（写真なんてとってる暇がないほど、虹から自分が貫通されてしまったのです。）


まあそんなこんなで。
単に気付かないだけで、普段からこういう神話的で神秘的で美しいものに包まれて生きていると思うと、とても幸せな気持ちになります。